喜びカタツムリの便り 第2期25号

喜びカタツムリの便り 第2期25号
発行者  宮村武夫
〒133-0051
東京都江戸川区北小岩2−8−8−402
メ−ル・アドレス:miyamura@send.jp
携帯番号:090 -3323 -2206
電話・ファックス 03 -5876-8660
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振替口座番号 00240‐0‐82660
   2016年4月30日

イザヤ書46 章3、4 節
「わたしに聞け、ヤコブの家と、イスラエルの家のすべての残りの者よ。
胎内にいる時からになわれており、
生まれる前から運ばれた者よ。
あなたがたが年をとっても、わたしは同じようにする。
あなたがたがしらがになっても、わたしは背負う 。
わたしはそうしてきたのだ。なお、わたしは運ぼう。
わたしは背負って、救い出そう。」

マタイ11章28、30 節
「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。
わたしがあなたがたを休ませてあげます。
わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って 、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」

[1]序昨年2015年4月12日、私たちは金婚式を迎えました。そして今年2016年1月21日、私は77歳・喜寿になりました。
思えば、2009年1月21日70歳・古希を迎えて以来、70代の歩みは、それなりに激しいもので、私にとって激動と言っても過言ではありません。思いもかけない宮村武夫著作刊行委員会の発足と著作集の刊行。しかし11月20日の著作1巻発行直後、12月18日脳梗塞発症と3箇月の入院。退院に当たっては、2006年3月に首里福音教会を離れ、半生を注いできた組織の教会のあり方から身を退いていた私たちは、主の御心なら野垂れ死にもまた善しと見えざる覚悟をしたのです。
万全の備えをなし新しい牧会者を迎え、これから教会の支えを受け日本センド派遣会の働きを通して世界宣教に従事する、いささかの誇り、いや高慢に満ちた目論見は、足元から崩れ去ったのです。その結果、2011年5月には、終の棲家と夫婦で考えていた沖縄から、25年振りに関東に戻ることになりました。

この挫折の連続と見える、70代からの初めの歩みを、「先生、首里福音教会から離れて良かったですね、病気になって良かったですね。広い主の働きに導かれたのですから」と、沖縄の戦後を生き抜いた一人の老姉妹が励ましてくださったのを忘れられません。
2004年4月、75歳にして、クリスチャントゥデイ編集長。思いを越えた導きを、エステル4:14の言葉に導かれ引き受け歩み出したのです。
そうです。この4月、編集長としての営みが3年目に入りました。苦悩と喜びが両立する、70代後半の日々です。


[2]対話と対決新年度4月の歩みを進める中、以下のように、私なりに確認をしています。
 「新年度の歩みを進める今、クリスチャントゥデイでの私なりの働き、一つの節目を通過しつつあると自覚を深めています。
一口で言えば、対話と対決の両立です。それは、私自身のキリスト信仰の個人史と重なります。高校生の時、思いを越えてキリスト信仰に導かれてアッセンブリー教団の教会で信仰生活の一歩を踏み出しました。
しかし、万代恒雄牧師が教団を離れて開拓伝道を始められたのです。高校卒業前後から、私も行動を共にしました。やがて学びの必要を覚え、クリスチャン・カレッジへ。さらにアメリカの福音派の学校の一つに留学、続いてリベラル派とレッテルを張られる神学機関での学び、その上カトリックの神学部で学ぶ。この営みは、クリスチャン・カレッジ2年生の時出会った、内村鑑三を先達とする一貫した歩みでもあり、心の友が「対話の神学」と評するものです。

 同時に、あるものをないことにし、ないことをあることにする、自分の内側にある、また周囲にある偽りの道との対決です。クリスチャントゥデイでの働き3年目を迎え、対話と対決、一段と掘り下げる覚悟を固めています」。

[3]5月の歩み(1)5月主日礼拝担当
★5月 1日 宇都宮キリスト集会主日礼拝宣教担当 午後聖書神学教室
    8日 ちいろば聖書集会主日礼拝宣教担当 午後聖書塾
   15日 グレース宣教会 東京チャペル ペンテコステ礼拝宣教担当
22日 未定

29日 上馬キリスト教会(単立/独立)

(2)ちいろば聖書塾のご案内
今年度は、前期4回と後期4回行います。
( 主 題 ) 「見えないものと見えるもの」

第1項   創世記1章1節、出エジプト記20章1〜5節
目に見えない神と目に見える万物
第2項 レビ記の味わい
     礼拝における、目に見えるものと目に見えないもの
第3項 使徒の働き1章6〜11節とへブル人への手紙
キリストの昇天ととりなし(へブル7:25)
第4項 Ⅰヨハネの手紙4章20,21節
目に見える兄弟と目に見えない神

(前期日程)
1.4月10日  2.5月 8日  3.6月 12日  4.7月3日 

(場所・時間)  青梅福祉センター集会室  午後2時から4時まで
(参 加 費)    1回 1,000円  
(連 絡 先)  青梅市東青梅6−11−8
           鮫島 茂 0428(22)2183
聖書神学教室・聖書塾、ちいろば聖書塾のほか、宇都宮キリスト集会お茶の水の東京プレヤーセンターや
でも予定しています。

★5月中に、・新とまどか夫婦が、沖縄移住の一歩を踏み出します。
 1986年4月、3歳半の時、家族と一緒に沖縄に移住、琉球大学を卒業後、関東でIT関係の仕事を10年続けて来ました。その間、2014年10月25日には、沖縄出身のまどかさんと結婚に導かれました。二人の沖縄での新しい生活のためお祈り頂ければ、うれしいです。

[4]祈りと協力のお願い
(1)著作
①『哀歌講解説教 ―哀歌をともに― 』、2013年11月発行、700円
 『ルカの福音書 味読・身読の手引き』1、2、3、各700円、希望の方は、宮村にご連絡ください。

②『使徒の働き 味読・身読の手引き』4分冊は版下が出来ました。各分刷50万の必要の満たしを願っています。

③宮村武夫著作全8巻
 既刊6巻の購入希望の方は、宮村にご連絡ください。
また3巻『コリント人への手紙 第一』と4巻『テサロニケ人への手紙他』の刊行実現のため200万の満たしのため。

④依頼原稿、依頼出版の機会が与えられ、依頼への応答のため。

(3)宮村夫妻支援方法
宮村夫妻の宣教活動を祈り支援下さり感謝します。
経済的支援は、郵便振替 振替口座番号 00240‐0‐82660 
ゆうちょ銀行 普通預金 店番018 口座番号2092174をご利用下さい。

(4)クリスチャントゥデイについて
事務所 〒101-0032東京都千代田区岩本町2-13-6ミツボシ第3ビル4階
03−5829−4627、来訪歓迎。村は、原則水曜と金曜事務所に出かけます。

(5)自己紹介
宮村武夫
1939年1月21日 東京深川生まれ、開成高校時代 キリスト信仰へ導かれる。
現在、宇都宮キリスト集会・ちいろば聖書集会牧師、クリスチャントゥデイ編集長、名護チャペル協力宣教師。

喜びカタツムリの歩み

喜びカタツムリの歩み、ですから速さを競わない。勝った負けたの話ではない。

喜びカタツムリの歩み、ですから君代の言うように前進あるのみ。過去に縛られない。

喜びカタツムリの歩み、ですから壁をよじ登り、乗り越える。必ず直面する死の壁も。