対話と対決

対話と対決

新年度の歩みを進める今、クリスチャントゥデイでの私なりの働き、一つの節目を通過しつつあると自覚を深めています。一口で言えば、対話と対決の両立です。それは、キリスト信仰の個人史と重なります。高校生の時、思いを越えてキリスト信仰に導かれアッセンブリー教団の教会で信仰生活の一歩を。
しかし、牧師が教団を離れて開拓伝道を始められ、私も行動を共に。ほどなく学びの必要を覚え、クリスチャン・カレッジへ。さらにアメリカの福音派の学校の一つに留学、続いてリベラル派とレッテルを張られる神学機関での学び、その上カトリックの神学部で学ぶ。この営みは、クリスチャン・カレッジ2年生の時出会った内村鑑三を先達とする一貫した歩みでもあり、心の友が「対話の神学」と評するものです。

同時に、あるものをないことにし、ないことをあることにする、自分の内側にある、また周囲にある偽りの道との対決です。クリスチャントゥデイでの働き3年目を迎え、対話と対決、一段と掘り下げる覚悟を固めています。