ニューイングランドの母校からの連絡

ニューイングランドの母校からの連絡

 担任として、愛と厳しさに満ちた指導を与えてくださった、 Helmut Koester教授の記念礼拝の連絡。
 
 5月6日(金曜日)午後1時
 The Memorial Church, Harvard Yard

 同じく担任として指導を受けた数人の学友夫妻と、時に応じてご家庭にお招きくださり、心温まる一時を備えてくださいました。さらにご夫妻で、私たちのアパートを訪問、君代の手料理を楽しんでくださったことも忘れられません。

 お会いした初めの頃、大学卒業の資格のない私に対して、「ここまでよく来たな」と、それとなく励ましてくださいました。
 ずーと後になって、ケスター先生ご自身がドイツ敗戦時、年若き海軍軍人として、連合軍の捕虜になるなど、大変な苦労の中で研究生活をお続けになったことをしりました。
ケスターご夫妻とは、青梅時代と沖縄時代、卒業後40年前後、年間の歩みを報告するクリスマスカードを中心に連絡の交換を続けることが出来ました。その中で、記憶の残ることの一つは、新約学の専門家であるケスター先生が、ご家族が所属するルター派教会の教会学校旧約聖書を教えているとの夫人からの報告。
 50年の年月を隔てて、改めて学恩に感謝し御名を崇めます。