各地で、言葉の真実のくさびを静かに打ち続ける、樋野興夫順天堂大学医学部教授からの連絡

各地で、言葉の真実のくさびを静かに打ち続ける、樋野興夫順天堂大学医学部教授からの連絡

「宮村先生
感謝申し上げます。
樋野興夫

第148回「がん哲学学校」
『がん哲学の応用編』〜「企業の社会貢献」の在り方 〜

日曜日の午後、高の原教会 (奈良県) で、講演『がん哲学外来〜言葉の処方箋〜』の機会が与えられた。患者会「奈良キャンサーネットワーク (NCN) 若草の会」で、<がん哲学外来〜大仏さんカフェ〜>を主催されているスタッフの方々の参加もあり、会場は一杯であった。京都駅から高の原駅に向かう近鉄京都沿線で、大学浪人時代に1年間住んでいたので、大変想い出深いものがある。エスカレータの立ち位置が、東京とは、逆であることも、改めて、興味深く思えた。

「平成27年度 文部科学省 新学術領域研究 がん研究分野の特性等を踏まえた支援活動」市民公開講演会(一橋講堂)に参加した。「がんにならない、がんに負けない、がんと生きる」(堀田知光 国立研究開発法人国立がん研究センター理事長)の講演は、「日本国のがん対策の現状」についての学びとなった。

『女性自身』(2016年2月9日号、1月26日発行・発売)が送られて来た。その中に『樹木希林 老いと死の名言集!』の特集があり、筆者のコメント「人生に期待するから、失望するのです。 ——『人間は、人生から期待されている存在である』と思うべき。——『病気であっても、病人ではない!』という心構えですね。人間には、最期の瞬間まで、死ぬという大切な仕事が残っているものですから」も、記載されていた。『樋野興夫の名言集』もネットにあるとのことで、「本人がまだ存命中に 名言集 がでていることが驚きです・・」との、心温まる、ニューモア溢れるメールを戴いた。まさに『言葉の処方箋』である。

「平成28年度 肝炎等克服政策研究事業 研究発表会 中間・事後評価委員会

に出席する機会が与えられた。日本国の肝炎政策の最前線の進捗状況の確認でもあった。『医師の2つの使命:(1)「学問的、科学的な責任」で、病気を直接治療する。(2)「人間的な責任」で、手をさしのべる』の点検でもある。

土曜日の午後「(株)リブドウコーポレーション『創立50周年記念特別講演会』」(新宿に於いて)で、基調講演『がん哲学に学ぶ社会貢献』をする機会を与えられた。「企業の社会貢献」の在り方の『がん哲学の応用編』でもある。