敬愛する順天堂大学医学部教授・樋野興夫先生、活動の原点はここ

敬愛する順天堂大学医学部教授・樋野興夫先生、活動の原点はここ

感謝申し上げます。

樋野興夫

第134回「がん哲学学校」
源流・原点回帰〜私の職務履歴書〜

札幌独立キリスト教会 創立133周年記念講演会で、記念講演「がん哲学の源流〜内村鑑三新渡戸稲造〜」の機会が与えられた。
 札幌独立キリスト教会は、「Boys, be ambitious!」の言葉で知られている、札幌農学校の初代「教頭」のクラーク博士の教えを受けた1期生、2期生の「大島正健、内村鑑三、宮部金吾、新渡戸稲造」らによって創立されたものである。源流・原点回帰の学びである。

『いい覚悟で生きる』(小学館)、『明日この世を 去るとしても、今日の花に 水をあげなさい』(幻冬舎)に続く、3部作『こころに みことばの処方箋』(いのちのことば社)の出版記念講演会『世界一のベストセラー「聖書」のことばと世界に広がる「がん哲学」』(御茶の水のOCCに於いて)が企画され、wifeと参加した。テレビ東京の取材も入り、ニュースで放映されるとのことである。

『明日この世を 去るとしても、今日の花に 水をあげなさい』(幻冬舎)は、依然、アマゾンの「死生観」のベストセラーとのことである。また、『データファイル送信サービス「宅ふぁいる便」のウェブサイトの先生のインタビュー記事だそうです』と知らせを頂いた(『私の職務履歴書「がん哲学外来」創設者 樋野興夫の場合
http://www.filesend.to/c/ct/?p=9268』 )。大きな記事に驚きである。

NHK 内藤裕子 アナウンサーの総合司会で、「順天堂大学がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン 先導的がん医療開発研究センター」主催のシンポジウム「がん教育を進めるにあたって」(順天堂大学に於いて)が開催された。文京区の小学校の副校長、文京区教育員会の教育指導課の主事も参画され、外部からも、多くの参加者があり大盛況であった。筆者は基調講演「今後のがん教育の在り方」の機会が与えられた。2017年度以降『全国の小・中・高校で生徒への「がん教育」が実施され、教師による「がん授業」と、医師やがん経験者など外部講師による「がん教育」が、"車の両輪"として展開される』とのことである。

 週末は、順天堂大学 解剖慰霊祭に出席した。「病理解剖」、「系統解剖」は、医学・教育の原点であり、「病理学者」である筆者にとっては、原点回帰の時でもある。