2015年9月23日(水)③日本基督教団のY牧師の寄稿に感謝

2015年9月23日(水)③日本基督教団のY牧師の寄稿に感謝

Y牧師による,クリスチャントゥデイへの二回目の寄稿です。
 現時点において、憲法9条の重要性をY先生は、改めて明確に提示なさいます。
 しかも、単に日本にとってばかりでなく、大きな時代の転換である核兵器時代の到来を背景に、「戦争放棄」こそ世界を救う希望の道であり、「私たち日本人が『世界の存続と平和のために生きよ』という使命を授けられている」と東北の地に固く立ち断言なさいます。
 この使命感は、内村鑑三の困難な時代状況の中でのぶれない提唱と深く結び合うものであり、憲法9条ノーベル平和賞へとの広がり行く運動の根拠に通ずると承知します。
 この道こそが、「明治以来の長い先人たちの血みどろの苦闘の結晶」とY先生は日本近現代史を見通し、特に1946年1月のマッカーサー・幣原会談における幣原喜重郎の発言に注目なさいます。
 この歴史的な明晰な視野と地道な地に着いた寄稿に、心から共鳴し励まされます。真に一人立つ、日本基督教団所属の牧師の提唱に、心から共鳴し励まされます。
 何年も前に出された、クリスチャントゥデイに対する取材拒否の議長声明が、今なお独り歩きしている中でも、本寄稿が静かに波紋のように広がり、思いを超えた場所で実を結ぶことを期待します。
http://www.christiantoday.co.jp/articles/17005/20150916/yazawa-toshihiko.htm