2015年9月16 日（水）③ ニューイングランドの神学校で、9月に学びを始めたU先生からの便り

宮村先生、
主の御名を賛美いたします。
ご返信ありがとうございます。
神学的往復書簡、非常に興味深いです。ぜひお願いしたいと思います。

ただ正直申し上げますと、私は神学的に知識も洞察力もある者でもありません。できたての名古屋のキリスト聖書神学校を一人の日本人スタッフとして、自らの足（と少しの頭）を使って、仕えてきたものです。ですから、もしかしたら先生のご想像される器量の者とは大きく違い、がっかりさせてしまうかもしれません。

しかし、今、ゴードン・コンウェル神学校で学びを許されたものとして、さらにさらに深めていきたいという、純粋な思いがあります。その意味で、もしお許しいただけるならば、先生とのメールでの交わりの中で、またさらに学ぶことができれば幸いです。

特に、今回説教学を専門に学ぶにあたり、現在アメリカで語られている説教学と、日本でなされている説教とのギャップ、神学のあり方に関して、疑問、単純に言うならば解らないことが沢山あります。先生の著作を少しずつ読ませていただいておりますが、さらに先生との交わりの中で深めていきたいという思いが強くあります。

昨日から授業が始まりました。先生のおっしゃる深読み、同感です。私は読む速度が非常に遅いので、与えられた読書量に正直不安を感じています。しかし、ゆっくりでもしっかり、そして先生のおっしゃる「欠如の恵み」を味わって一歩一歩進めていきたいと願っています。

今後ともよろしくお願いします。
US