2015年8月12日(水)③平山先生の著作、『死と向き合って生きる キリスト教と死生学』(2014年 教文館)の読み方

2015年8月12日(水)③平山先生の著作、『死と向き合って生きる キリスト教と死生学』(2014年 教文館)の読み方

 平山先生の著作、『死と向き合って生きる キリスト教と死生学』(2014年 教文館)を読んでいる中で、今までは、それほど自分の課題にならなかった項目、「葬儀への提言」にも、意を注いでいます。

 2006年3月、思いを越えた経過で、組織としての教会から離れた事実の余波が葬儀にも及んでいます。それまで40数年当たり前として司式を繰り返してきた葬儀のやり方が、そのまま自分自身の葬儀とはならない現状を、10年近い時間を経て、改めて認識しています。
 
 平山先生が、死をめぐり、根源的な事柄を掘り下げ明瞭な表現で記述なさっていると同時に、日常生活のレベルと直接かかわる、「葬儀への提言」をなさっている配慮の意味を味わっています。