2015年6月27日(土)③喜びカタツムリの便り 第2期15号

2015年6月27日(土)③喜びカタツムリの便り 第2期15号

喜びカタツムリの便り 第2期15号
発行者  宮村武夫
〒133-0051
東京都江戸川区北小岩2−8−8−402
メ−ル・アドレス:miyamura@send.jp
携帯番号:090 -3323 -2206
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   2015年6月27日

イザヤ書46 章3、4 節
「わたしに聞け、ヤコブの家と、イスラエルの家のすべての残りの者よ。
胎内にいる時からになわれており、
生まれる前から運ばれた者よ。
あなたがたが年をとっても、わたしは同じようにする。
あなたがたがしらがになっても、わたしは背負う 。
わたしはそうしてきたのだ。なお、わたしは運ぼう。
わたしは背負って、救い出そう。」

マタイ11 2章28、30 節
「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。
わたしがあなたがたを休ませてあげます。
わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って 、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
わたしのくびきは負いやすく、
わたしの荷は軽いからです。」

[1]序 
6月から7月へ。新しい月を迎える歩みであるのと同時に、4月から始まった2015年度前半から後半へ向けた、一つの節目を通過しつつある事実を覚え、日々の営みにおいて導きを実感しています。
 確かに制約もあれば欠如もあります。しかしあれも出来るこれも出来るのではなくとも、何も出来ないわけではない。圧倒的で、しかも身丈にあった恵みに対して、制約や欠如の中で応答したいのです。恵みを無視したり無駄にする現実こそ問題なのですから。
 「なやみもんみだも など避くべき」(聖歌623番)、応答することそのことが恵みです。

[2]依頼原稿執筆の責任と応答 
6月から7月の歩みにおいて、明確に意識しながら受け止めたのは、依頼原稿執筆です。
 クリスチャントゥデイのために書くのが、優先すべき私の使命です。しかし他の働きから依頼を受け、それに応答することは、依頼先の働きに少しでも協力することです。また自分の殻の中だけで発言するのでなく、開かれた対話の場で発言し続けるため、依頼原稿への応答は有効な機会と理解します。
 二つの機会がありました。

(1)「志と祈り」 
同じ東京千代田区お茶の水と岩本町と事務所が近いこともあって、お茶の水クリスチャンセンターの東京プレヤーセンターとは、ますます親しい交わりを持ち協力しています。その中で、東京プレヤーセンターのニュースレター6月号のため、依頼を受けて以下の文章を書きました。

志と祈り
 1986年4月、沖縄移住直後から参加した首里朝祷会。この2月沖縄訪問の際にも、2月3日(火)、教団首里教会での定例朝祷会に参加、ピリピ2章13節、「神は、みこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行わせてくださるのです。」から、「志と祈り」の主題で宣教の機会を与えられました。
 ピリピ2章13節はパウロ自身の経験に深く根差し、パウロのとり「喜び、冠」(ピリピ4章1節)そのものである、ピリピの教会の兄姉に伝える、祈りとは何か祈りの定義です。さらに今日沖縄でそして各地でピリピ人への手紙を読む私たちに、このように祈れと励ましています。
 
まず「神は」です。「初めに、神」(創世記1章1節)、祈りの基盤は、このお方です。そうです。天地を創造し保持なさり、私たちを母の胎に奇跡的存在として奇しく組み立てたお方(詩篇139篇13、14節)が、祈る私たちの一番奥に働き、全人格的に導き、「志を立て」させてくださるのです。
 しかも志を立てるだけではない。食べたり、飲んだり日常生活の細事を含め、志に基づき、「事を行わせてくださるのです」。
 確かに志を立てるのは祈る人間・私です。しかし胎内に私たちが形造られる前から私たちを知るお方が、私たちの祈りを通して志を立てさせて下さるのです。常に恵みの先手を忍耐の限りを尽くして私たちの生活と生涯に注ぎ続けるお方の御業です。
 見えるところ、あれもこれも人間の働きです。ですから働きをなし得た者は、高慢の風に吹き上げ飛ばされたり、逆に働きに躓いた者は、自己卑下や投げやり、さらには絶望の泥沼に自らを投げ込むことすら少なくありません。

 そうではないのです。断じてそうではない。パウロやピリピ教会の面々のように祈り、祈り続けていればよいのです。ピリピ2章13節は、私たちのただ中で実現します。

(2)私の実践的メディア論
もう一つは、ハーザー誌からの依頼原稿で、「私の実践的メディア論 —説教者であり、同時にクリスチャントゥデイ編集長として—」と題する約5000字のもので、現在の報告として主の導きを受け書き切ることができました。ご希望の方には、メールアドレスか住所をご連絡くだされば、コピーをお送りします。

[3]第3回宮村武夫聖書神学教室
東京プレヤーセンターを会場に、主催サロン塩で、第3回宮村武夫聖書神学教室が、下記のように開かれます。
主題 「聖霊論の展開」
1.8月5日「聖書に見る聖霊ご自身についての記述・教え」
2.9月9日「教会の歴史を貫く聖霊(論)の受容」
3.10月7日「聖霊論の展開 その方向を求めて」
4.11月4日「結び−私たちの歩みの基盤」
☆参考資料 宮村武夫著作集1『愛の業としての説教』「聖霊論の展開」(77−135)
 ペトロ文庫『教皇ヨハネ・パウロ二世回勅 聖霊-生命の与え主』
すべて水曜日、午後2−4時
参加費用 1回につき 1000円 4回一括3500円
申し込み・問い合わせ
東京プレヤーセンター
東京都千代田区神田駿河台2−1 OCCビル404
電話 03-5577-6365
Mail info@tpc365.com
 
[4]祈り、協力の課題
(1)現時点で、以下の主日主日礼拝宣教の担当が可能です。連絡いただければ、嬉しいです。
 8月9日(日)
 8月30日(日)
 9月6日(日)
 10月4日(日)
 11月22日(日)
 12月6日(日)
 1月3日(日)
 2月、沖縄訪問・宣教
 3月6日(日)
  主の導きを求めつつ、私の年齢や障害の事実を直視しながら、以上の主日礼拝を中心に説教、講演など予定を祈り考えています。お祈り連絡頂ければ嬉しいです。

(2)著作
①『哀歌講解説教 ―哀歌をともに― 』、2013年11月発行、700円
 今、活用されています。

②『ルカの福音書 味読・身読の手引き』1、2、3、各700円
 購入希望の方は、宮村にご連絡ください。購入や紹介などご協力頂けますと、すでに原稿が用意できている、『使徒の働き 味読・身読の手引き』など刊行の資金的助けとなります。

③宮村武夫著作全8巻
1愛の業としての説教
2礼拝に生きる民
3コリント人への手紙 第一
4テサロニケ人への手紙
5神から人へ・人から神へ
6主よ、汝の十字架をわれ恥ずまじ
7存在の喜び
ヨハネに見る手紙牧会-その深さ、広さ、豊かさ-
 3,4は未完
 5以外は1800円、5は2800円。
購入希望の方は、宮村にご連絡ください。購入や紹介などご協力頂けますと、未完の3、4の刊行の資金的助けとなります。

(3)宮村夫妻支援方法
宮村夫妻の宣教活動を祈り支援下さり感謝します。
経済的支援は、
郵便振替 振替口座番号 00240‐0‐82660 
ゆうちょ銀行 普通預金 店番018 口座番号2092174をご利用下さい。

(4)クリスチャントゥデイについて
事務所 〒101-0032東京都千代田区岩本町2-13-6ミツボシ第3ビル4階
事務所は交通の便利な所に位置。案内図あり、ご連絡ください。訪問歓迎!info@christiantoday.co.jp 
クリスチャントゥデイの働きについては、http://www.christiantoday.co.jp/を参照。
また週刊メールマガジン【CTダイジェスト】(毎週月曜日発行、無料)をご購読ご希望の方はこちらから登録可→ http://bit.ly/chtodayjp-newsletter

(5)自己紹介
宮村武夫
1939年1月21日 東京深川生まれ、開成高校時代 キリスト信仰へ導かれる。
宇都宮キリスト集会牧師、クリスチャントゥデイ編集長、名護チャペル協力宣教師。