恩師ニコル先生から学んだこと

恩師ニコル先生から学んだこと
 恩師ニコル先生は、神学校卒業後10年目・1976年にお会いするや否や、「神学生のために、神学校教師があるのであって、神学校教師のために神学生があるのではない。タケオ、分かるか」と熱っぽく話しかけてこられたのを忘れられません。
 神学校教師である前に、地域教会の牧師であると自覚していた私は、「人間・会員のために、教会・牧師はあるのであって、教会・牧師のために、人間・会員があるのでない」と受け止めて来ました。
 この小さな宣教の実践の中で、「人間のために国家があるのであって、国家のためにではない人間があるのでない」と、しつこく語り続けたい。主イエスのことばに励まされて、
安息日は人間のために設けられたのです。人間が安息日のために造られたのではありません。
人の子は安息日にも主です」(マルコ1:27,28)