8月15日、1945年・2014年

 1945年4月、筆者は、現在はいわき市の一部、好間の奥・箕輪村の大利国民学校へ入学。あの8月15日を夏休みの期間に迎え、夏休み前と夏休み後の教科書に墨を塗るなどそれなりの激変を、幼年時代に体験をしたのです。かなり早い時期から、ことわざの中でも「一寸の虫にも五分の魂」が好きで、結局その線上の生き方をして来たのも、やはりあの幼年期の体験に根差すと自覚しています。
 今年も8月15日を迎える中、クリスチャントゥデイ紙の報道と論説に、「一寸の虫にも五分の魂」の息吹や志を覚え、あの8月15日をあたかも無いかのごとく見なす動向への否、それ以前と以後への直視の静かな波紋を身に感じます。