ルカの福音書味読・身読の手引き・その68
☆沖縄で聖書を、聖書で沖縄を読む。
首里福音教会、その主日礼拝を中心にした営みの報k告
「子どものように神の国を受け入れる者」
ルカの福音書18:15−30節
[1]序
今朝はルカの福音書18章15節から30節までを味わいます。
15節から17節と18節から30節の二つの部分に分け、「神の国」(16節)、「永遠のいのち」(18節)、「救い」(26節)など鍵となることばに注意し、この部分全体のメッセージを聞きます。
[2]子どものように神の国を受け入れる者(15−17節)
(1)主イエスの祝福を願う場面(15節)の背景、当時の習慣。
(2)弟子たちの対応、「弟子たちはそれを見てしかった」。
①しかった直接の理由
②さらには幼子に対する考え
(3)主イエスの対応
①「幼子を呼び寄せて」
②「子どもたちをわたしのところに来させなさい」
③「子どものように神の国を受け入れる者」
イ.子どものように。
ロ.神の国を受け入れる。
[3]人にはできないことが、神にはできるのです(18−30節)
(1)ある役人(18節)と主イエスの問答(18−25節).
第一(18−21節)
①役人の質問、「私は何をしたら、永遠のいのちを自分のものとして受けることができるのでしょうか」(18節)
②主イエスの答え、19と20節
③役人の答え、「そのようなことはみな、小さい時から守っております。」(21節)
第二(22−25節)
①主イエスのことば、22節。
②最終的態度、「すると彼は、これを聞いて、非常に悲しんだ。たいへんな金持ちだったからである」(23節)。
③主イエスのことば、24と25節
(2)この問答を通して
①人々の思い、「だれが救われることができるでしょう」(26節)
②主イエスのことば、「人にはできないことが、神にはできるのです。」(27節)
(3)主イエスに従う者への祝福(28〜30節)
[4]結び 神の国に入ること、救いは、人の力ではできない。しかし神によって備えられている.その恵みを自らの無力さを認めつつ受け入れる道。