ルカの福音書身読の手引き・その62

☆沖縄で聖書を、聖書で沖縄を読む。
首里福音教会、その主日礼拝を中心にした営みの報k告

「喜ばれる者」
ルカの福音書15:1−32節
[1]序
 今朝はイースター礼拝、主イエスの復活を特別に記念するときです。
ルカの福音書を読み進めていますが,今朝は15章の三つのたとえを味わいます。

[2]第一と第二のたとえ(3−10節)
(1)第一のたとえ
①羊飼の努力、「いなくなった一匹を見つけるまで捜し歩かないでしょうか」(4節)、大きな犠牲を払っても。

②羊飼の喜び、「見つけたら、大喜びでその羊をかついで」(5節)。
喜びの広がり、「いっしょに喜んでください」(6節)。

③たとえのポイント7節、「あなたがたに言いますが、それと同じように、ひとりの罪人が悔い改めるなら、悔い改める必要のない九十九人の正しい人にまさる喜びが天にあるのです。」

(2)第二のたとえ.
①銀貨をなくした婦人の努力、「見つけるまで念入りに捜さないでしょうか」(8節)。

②喜びの広がり、「なくした銀貨を見つけましたから、いっしょに喜んでください」(9節)。

③たとえのポイント10節、「あなたがたに言いますが、それと同じように、ひとりの罪人が悔い改めるなら、神の御使いたちに喜びがわき起こるのです。」

[3]第三のたとえ
(1)父なる神との交わりの断ち切り
①弟息子の問題、父との交わりを断ち切ること。

②その結果。

(2)交わりの回復
①「我に返った」(17節)。

②「父親は彼を見つけ、かわいそうに思い」(20節)。

③交わりの中での祝宴と労働。

④たとえのポイントとしての32節、喜びの広がり。
「だがおまえの弟は、死んでいたのが生き返って来たのだ。いなくなっていたのが見つかったのだから、楽しんで喜ぶのは当然ではないか。」

[4]結び 
この三つのたとえの背景として1、2節。
(1)罪人たちを受け入れ罪の贖いのため主イエスの十字架と復活。

(2)Ⅰコリント15章を通して主イエスの復活の恵みの確認。