ルカの福音書身読の手引き・その57

☆沖縄で聖書を、聖書で沖縄を読む。
首里福音教会、その主日礼拝を中心にした営みの報k告

神の国
ルカの福音書13:20−30節

[1]序
 今朝の箇所を通して、神の国について主イエスの教えをさらに教えられたいのです.22節以下の厳しい教えの前に、18−21節の教えを与えておられます。励ましと共に戒めを。

[2]主イエスエルサレムへの歩みの中で
 22節、
①教え
     
エルサレム、そこでの十字架が中心、33節参照、
「だが、わたしは、きょうもあすも次の日も進んで行かなければなりません。なぜなら、預言者エルサレム以外の所で死ぬことはありえないからす。』」

 23節以下は、
22節の光りの中で。
「イエスは、町々村々を次々に教えながら通り、エルサレムへの旅を続けられた。」

[3]人々の問いと主イエスの答え
(1)23節、人々の問いの内容は、分を越えたもの。

(2)主イエスは、分を越えた人々の問いに直接答えられないで、人々がなすべきことを示しておられます。

(3)「努力して狭い門からはいりなさい」(24節)
 神の恵みを無にしない歩み、信仰の戦いを経て。

(4)「戸をしめてしまってからでは」(25節)
 「時」を弁える必要。

(5)「不正」(27節)
 26節に見る外面の関係ではなく、神の御心を知り従うことから離れないよ うにと。

(6)29節、神の国への招きと約束。厳しい戒めと共に慰め、参照詩篇107篇3節、マラキ1章11節。

[4]結び 
33節、この箇所の結びとして警告と励まし、
「だが、わたしは、きょうもあすも次の日も進んで行かなければなりません。なぜなら、預言者エルサレム以外の所で死ぬことはありえないからです。』」