ルカの福音書身読の手引き・その57
☆沖縄で聖書を、聖書で沖縄を読む。
首里福音教会、その主日礼拝を中心にした営みの報k告
[1]序
今朝の箇所を通して、神の国について主イエスの教えをさらに教えられたいのです.22節以下の厳しい教えの前に、18−21節の教えを与えておられます。励ましと共に戒めを。
[2]主イエスのエルサレムへの歩みの中で
22節、
①教え
②エルサレム、そこでの十字架が中心、33節参照、
「だが、わたしは、きょうもあすも次の日も進んで行かなければなりません。なぜなら、預言者がエルサレム以外の所で死ぬことはありえないからす。』」
23節以下は、
22節の光りの中で。
「イエスは、町々村々を次々に教えながら通り、エルサレムへの旅を続けられた。」
[3]人々の問いと主イエスの答え
(1)23節、人々の問いの内容は、分を越えたもの。
(2)主イエスは、分を越えた人々の問いに直接答えられないで、人々がなすべきことを示しておられます。
(3)「努力して狭い門からはいりなさい」(24節)
神の恵みを無にしない歩み、信仰の戦いを経て。
(4)「戸をしめてしまってからでは」(25節)
「時」を弁える必要。
(5)「不正」(27節)
26節に見る外面の関係ではなく、神の御心を知り従うことから離れないよ うにと。
(6)29節、神の国への招きと約束。厳しい戒めと共に慰め、参照詩篇107篇3節、マラキ1章11節。
[4]結び
33節、この箇所の結びとして警告と励まし、
「だが、わたしは、きょうもあすも次の日も進んで行かなければなりません。なぜなら、預言者がエルサレム以外の所で死ぬことはありえないからです。』」