テオピロ神学について
テオピロ神学について
(1)神学とは
神学とは、聖書をメガネとして神の被造物を見、創造者の視点から解釈する行為。
例えば、沖縄の伊江島中高生キャンプで直面した台風の受け止め方から、台風の神学への一歩。聖書をメガネにして台風について考察する、これが台風の神学です。
(2)神学における個人・人格
ルカがテオピロ一人のため、ルカ福音書をさらに使徒の働きを記述した事実―私は素朴にそのように受け止めています―を覚え感動します。目前の一人に全力を注ぐ、これこそ神学、特に神学教育において必要不可欠な精神と実践と判断します。
そもそも神学は、生ける三位一体なるお方に基盤を持ち、そのお方との人格的関係が源泉なのですから。
(3)テオピロ神学素案
1969年から、三つの神学校で神学教育に従事する恵みを与えられて来ました。
2006年夏に神学校から離れ、思わぬ経緯で神学校教育から退いたかに見えます。
確かにそうであっても、神学教育を生き生きと実践していると実感しています。
特に千葉の市川に移住以来、千葉商科大学の佐藤哲彰兄との継続的な対話・交わりは、一対一の神学教育の豊かさを確信させてくれました。
距離の隔たりを越えて、メールや携帯を活用、何よりも祈りの交わりの中でのテオピロ神学です。
はじめは小さく一歩を。
(3)名称
名称としては、テオピロ神学を営むことからテオピロ神学校、さらに規模や性格からテオピロ神学塾が考えられます。
しかし特定の建物など一切なく、距離の隔たりを越えた一対一の結び付きが基盤である事実から、テオピロ神学リンクを選びました。リンクということばは、今日かなり一般的に用いられており、理解を得やすいのではないかと考えます。
また私が協力宣教師である名護チャペルでは、チャイルド・リンクやカフェー・リンクなどの名称を活用しています。
(4)期間、方法
期間は1年。
方法、学生が選択した一つの課題を、1年間聖書で対話を重ねる営みを継続。
(5)2年目、2013年4月ー2014年3月、7名(手紙、メール、携帯などで連絡) 費用 入学金1万 学費年額1万