ルカの福音書身読の手引き・その26

☆沖縄で聖書を、聖書で沖縄を読む。
首里福音教会、その主日礼拝を中心にした営みの報告。

「それを行う人たち」
ルカの福音書6章46節〜49節

[1]序 
今朝は,6章17節以下読み進めてきた平野の説教の締めくくりの部分.平野の説教は,弟子たちの中から使徒たちを選出する記事(12〜16節)の直後に位置しています.平野の説教で教えられていることは,弟子たち使徒たちにとって何よりも必要なこと.

[2]主イエスを信じるとは
(1)「わたしのもとに来て」
(2)「わたしのことばを聞き」
(3)「それを行なう人」

[3]岩の上に土台を据えて
(1)パウロも信仰の歩み,信仰の生活を建築のたとえを用い,土台の大切さを強調.コロサイ2章7節.
「キリストの中に根ざし、また建てられ、また、教えられたとおり信仰を堅くし、あふれるばかり感謝しなさい。」

(2)ある宗教改革者は,このように説き明かしています.
 「自分自身を否定するほど深く掘らない者はすべて,人間精神の虚栄や不安定に従って,砂の上に立てているからである.」(カルヴァン).

(3)参照ヤコブ1章22節
「また、みことばを実行する人になりなさい。自分を欺いて、ただ聞くだけの者であってはいけません。」

[4]結び
(1)主イエスのことばの権威.応答として従順,服従

(2)聖霊ご自身の導きとみことばにより,つねに改革される教会.