「秋の課題(1)」『礼拝の生活』再考55

1971年9月5日
『礼拝の生活』55号

「秋の課題(1)」 

台風の影響のためでもあるのでしょうか。
すっかり涼しくなりました。数週間前の暑さが、まるでうそのようです。身も心も落ち着いた今、秋から充実した歩みを始める時です。

 そこで、9月からの課題を11月の特別集会を中心に、教会の各会との関係から考えてみます。11月5日(金)、6日(土)、7日(日)の特別集会は、高校生、青年会、教会婦人会、壮年会などの着実な歩みとの密接な関係を重視するとき、特別集会の意味がはっきりしてきます。
 
 今年の祈りの課題である高校生会が、目に見える形でも実を結び始めてきたことは、感謝です。新学期に入った高校生へ、9月、10月と、どのように力強く宣教活動を続けることが出来るか、大きな課題です。この2箇月間の宣教活動の上に、11月の集会が位置づけられるべきです。

 9月14日、15日の青年会修養会は、横浜との合同です。青年キリスト者たちの横の交わりが固くされるしるしとして、この修養会を特に注目する必要があります。
この時機に、青年会を通して、主イエスをはっきりと信じる人々が起こされるように、そのために11月の集まりが用いられるようにと願っています。
 
 教会婦人会は、婦人祈祷会を中心に歩みえを続けてきました。
聖書研究会も、9月から月に一度定期的にもたれようとしています。深められた交わりが、横への広がりをなす良い機会です。11月の集会は、婦人会にとっても大切なときです。
 
 壮年会の具体的な歩みがはじめられるように。

★一地域教会としての青梅キリスト教会は、まさに一人の人間のように生きた存在である事実を、40年を経過した今、なお明確に確認します。小なりとは言え全体の統一性。それは、時間の流れの中、目に見える各種の変化によって、よりくっきりする一つの統一体として存在感を明らかにします。

この一地域教会についての確信と平行して、聖なる公同の教会の先行性や根源性の実感が深まった、40年余の歩みでした、感謝。