喜びカタツムリの便り10号
喜びカタツムリの便り
《千葉県市川より》NO.0010 2012年5月12日(土)
ゴルゴダに
担われ進む カタツムリ
イザヤ書46章3.4節
わたしに聞け、ヤコブの家と、イスラエルの家のすべての残りの者よ。
胎内にいる時からになわれて おり、
生まれる前から運ばれた者よ。
あなたがたが年をとっても、わたしは同じようにする。
あなたがたがしらがになっても、わたしは背負う 。
わたしはそうしてきたのだ。なお、わたしは運ぼう。
わたしは背負って、救い出そう。
ゴルゴダを
担いて歩む カタツムリ
マタイ11章28.30節
すべて、疲れた人、重荷を負っている人 は、わたしのところに来なさい。
わたしがあなたがたを休ませてあげます。
わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って 、
わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
わたしのくびきは負いやすく、
わたしの荷は軽いからです。
[Ⅰ]序
昨年5月24日、沖縄から千葉市川に移住して以来1年になります。
その月日の重みを確認する実際的手立ての一つは、今回の「喜びカタツムリの便り」が、10号である小さな事実です。
月一度の「喜びカタツムリの便り」が1号から10号までどれもなかったとしたら、随分淋しいものになっていたのではと想像します。
確かに「喜びカタツムリの便り」は、私から皆様への一方的な報告である一面を否定できません。しかし報告から報告の間に、電話、メール、手紙、直接の面談、何よりも私たちのための祈りの支援など実に様々な皆様方からも語りかけ・呼び掛けがあった恵みの事実を覚え、交わりは両方向の豊かさを含むと認め、そのためにこの小さな「喜びカタツムリの便り」の1号から10号までが用いられたことを記念し感謝したいのです。
この1年間、メールの一斉配送を中心に、竹下力兄の全面的な支えを受けて来ました。
一斉配送は、多くの場合夜遅い時間になり、竹下ご夫妻の縁の下の力持ち的愛労があってはじめて「喜びカタツムリの便り」は役割を果たして来ることができました、感謝です。
[2] この1年であの25年の期間を実感
この1年かの間に、沖縄滞在25年の長さや意味を再確認し続けてきました。
市川へ移住当初浦島太郎ではないけれど、浦島次郎くらいの経験をしていると半分冗談・半分本気で話していました。
この1年の歩みの中で、三重の側面から25年の重み・意味を受け止めるようになって来ました。
(1)この25年の間に召された方々との交わりの深まり。
私の両親は、1986年私たちが沖縄に旅立つ時点で、すでに召されていました。
しかし君代の母親は、1986年その年に、父親は10年後に召されました。
親族ばかりではありません。敬愛する恩師が、次々と主のみもとに召されました。
日本クリスチャン・カッレジのホーク学長、渡部公平先生、ゴードンのロージャー・ニコルご夫妻など、ホーク先生以外は90歳を越えてではありますが。
さらにあの方も、この方もなのです。ヘブル12:1のことばを実感を持って受け止めます。さびしくはないのです。天上の勝利の教会と地上の戦闘の教会の交わりの深まりです。
「こういうわけで、このように多くの証人たちが、雲のように私たちを取り巻いているのですから、私たちも、いっさいの重荷とまつわりつく罪とを捨てて、私たちの前に置かれている競走を忍耐をもって走り続けようではありませんか。」
(2)沖縄と遠く離れた25年の時の流れにもかかわらず、不動ばかりでなくさらに深まる交わりを重ねる多くの方々。
25年振りにお会いしても、昨日別れて今日会うように、時間の経過によっても交わりは不動。そればかりか、離れてそれぞれが主にある営みに専念して来たことにより、交わりがさらに深められている事実を確認しあう場合も少なくないのです。
この方々の祈りに支えられてこそ沖縄25年なのだと感謝を新しくしています。
(3)25年前にはなかった、考えられなかった方々との新しい交わり。
そうです。あの赤ちゃんが立派な青年となって目の前に登場。親の世代に続いて新たな交わりの展開の始まり。一、二の例ではありません。
また初めての場所や教派への宣教の旅。
勿論先は限られ見えています。それでもなお思いを越えた交わりの広がりが展開されて行くのです。
25年が1年に凝縮。そして新しい波紋の広がり、恵みの広がりです。
ところでもう一つ凝縮があります。
今までの営み、学びがブログに凝縮しつつあります。
小海キリスト教会の水草修治先生の手取り足取り以上の助けで開設したブログ。
http://d.hatena.ne.jp/kimiyom/喜びカタツムリの歩み そこに今までの学びがまとめられ、様々のところでそれが見られ活用される可能性。少し前の私同様ブログがさっぱりの方がブログ活用のためお祈りくだされば、うれしいです。
[3]三つの集い
4月からの年度前半6箇月に、複数回の連続する集会で聖書をより集中的組織的に学ぶ機会を備えられています。以下の三集会です。
この方法は、聖望キリスト教会のために、15年間年4回実行してきた営みでした。
今までは、沖縄から聖望キリスト教会への一定の方向でした。これからは聖望キリスト教会から各方向へ分散の面が表面に出てきます。
さらに一つかなり意識しているポイントがあります。
それは、集中的組織的に学ぶだけでなく、集中的有機的に学びたいとの願い・意識です。
聖書は、かなりの時代的隔たりの期間にわたり、多数の著者により多岐にわたる表現方法・文学類型で書き表されている聖書の多様性を見逃したり軽視しない。この事実を受け止め細部を大切にする。
しかし同時に聖書は、聖霊ご自身の導き・霊感により記された全体として神のことばであり、部分と部分との間に真の矛盾はない、つまり聖書の統一性を見失わない。
聖書の多様性と統一性の両面を大切にし、不明や困難な聖書箇所は、根本的で意味の確かな箇所に調和するように解釈して行く。その際使徒信条、十戒、主の祈りなどの基本的宣言を聖書解釈の基盤として大切にして行く。
このような基本方針を、一つ一つの機会に実践したく願っています。
今年度前半の特別な時と場所の集中的な宣教の機会
(1)松原湖バイブルキャンプ
8月13日(月)−16日(木)
主題聖句 ヨハネ3章16節
★ヨハネ3:1−15のニコデモと主イエスの対話の記述の仕方に注意し、16節との関係を思い巡らしたいのです。3:16は、誰が誰に語ったことばか。
さらに3:6,8に見る「御霊」について、14−16章の光りを通して。
(2)石川福音教会主催 夏の修養会
8月20日(月)−22日(水)
熊本・人吉市ともしび聖書キャンプ場
主題聖句 ヘブル12章2節
主題 『聖書を貫く二本の柱』
集会①「はじめに神」
集会②「しかし神は」
★この1年、『聖書を貫く二本の柱』の主題で宣教を幾つかの教会でして来ました。
熊本では時間的余裕があるので、①創造者を信ずる創造の信仰と②主イエスにある救済の信仰の二本の柱それぞれについて豊かな内容を確認。私たちの生活・生涯での二本の柱の確立を目差したいのです。
(3)宇都宮キリスト集会・聖望キリスト教会合同修養会
9月16日(日}−17日(月)
日光オリ−ブの里
主題 『使徒信条』再考
集会①「聖徒の交わり」
集会②「からだのよみがえり」
★使徒信条の重要性をキリスト信仰の歩みを重ねる中でますます確信しています。全体像を視野に入れながら、
教会の豊かさとからだ・私に基づく救いの徹底と二つの側面から、普段親しんでいる使徒信条を再考したいのです。
[4]2012年5月と6月、10月−2013年3月、喜びカタツムリの歩み
今年度後半10月−2013年3月の期間、主日礼拝を中心にした宣教の機会、特に2回以上連続の集中的有機的な聖書の学び・宣教の機会が備えられるようにお祈り、また可能性があれば連絡して頂ければ、うれしいです。
Ⅱコリント9章10節
「蒔く人に種と食べるパンを備えてくださる方は、
あなたがたにも蒔く種を備え、
それをふやし、
あなたがたの義の実を増し加えてくださいます」。
(1)5月と6月、今月から来月
① 5月
5月6日(日) 日本聖公会 聖救主教会主日礼拝出席
5月13日(日) 日本同盟教団 守谷聖書教会主日礼拝出席
5月17日(木)午前10時、東京基督教学園卒業生交流委員会、拙宅
5月20日(日) 日本キリスト教団 練馬二丁目伝道所主日礼拝宣教担当
5月21日(月)午後2時、世界宣教祈祷会 拙宅
5月26日(土)午後2時市川うちな−んちゅの部屋祈祷会
5月27日(日) 聖望キリスト教会主日礼拝宣教担当、午後聖書味読・身読会宣教担当
②6月
6月3日(日) 日本福音キリスト教会連合 足立キリスト教会出席 夕方から、パウロ会(父を記念する親族の会)
6月10日(日) 未定
6月17日(日) 日本福音キリスト教会連合 西上尾キリスト教会 主日礼拝宣教担当
6月18日(月)午後1時、日本福音主義神学会東部部会研修会出席 お茶の水CC
6月23日(土)午後2時 市川うちな−んちゅの部屋祈祷会
6月24日(日) 聖望キリスト教会主日礼拝宣教担当、午後聖書味読・身読会宣教担当
(2)年度後半、10月−2013年3月
①10月
10月7日(日) 未定
10月14日(日) 日本同盟教団小平聖書教会特別伝道集会宣教担当
10月21日(日) 未定
10月27日(土)午後2時 市川うちな−んちゅの部屋祈祷会
10月28日(日) 聖望キリスト教会主日礼拝宣教担当、午後聖書味読・身読会宣教担当
②11月
11月4日(日) 無教会全国大会 沖縄大会参加検討中
11月11日(日) 日本キリスト教団 清瀬旭が丘教会主日礼拝宣教担当
11月18日(日) センド国宣教団 東所沢めぐみ教会主日礼拝宣教担当
11月19日(月) 午後2時 日本センド派遣会理事会 東所沢 センドセンタ−
11月24日(土) 午後2時 市川うちな−んちゅの部屋祈祷会
11月25日(日) 聖望キリスト教会主日礼拝宣教担当、午後聖書味読・身読会宣教担当
③12月
12月2日(日) 未定
12月9日(日) 未定
12月16日(日) 未定
12月22日(土) 午後2時 市川うちな−んちゅの部屋祈祷会
12月23日(日) 聖望キリスト教会主日礼拝宣教担当、午後聖書味読・身読会宣教担当
12月30日(日) 未定
④1月
1月6日(日)未定
1月13日(日)未定
1月17日(木)東京キリスト教学園卒業生交流委員会 拙宅
1月20日(日)未定
1月26日(土)午後2時 市川うちな−んちゅの部屋祈祷会
1月27日(日)聖望キリスト教会主日礼拝宣教担当、午後聖書味読・身読会
⑤2月
1月29日(火)−2月21日(木)沖縄訪問・宣教
2月3日(日)未定
2月10日(日)未定
2月17日(日)未定
2月23日(土)午後2時 市川うちな−んちゅの部屋祈祷会
2月24日(日)聖望キリスト教会主日礼拝宣教担当、午後聖書味読・身読会宣教担当
⑥3月
3月3日(日)未定
3月10日(日)未定
3月17日(日)未定
3月23日(土)午後2時 市川うちな−んちゅの部屋祈祷会
3月24日(日)聖望キリスト教会主日礼拝宣教担当、午後聖書味読・身読会宣教担当
3月31日(日)未定
連絡方法
★住 所:〒272 -0034 千葉県市川市市川3 -37 -11A
★携帯番号:090 -3323 -2206
★電話・ファックス 047 -374 -3225
★ブログ・アドレス:http://d.hatena.ne.jp/kimiyom/
喜びカタツムリの歩み
★振替口座番号 00240‐0‐82660
宮村武夫
1939年東京深川生まれ
高校生時代 キリスト信仰へ導かれる
現在 日本センド派遣会総主事、聖望キリスト教会宣教牧師、宇都宮キリスト集会牧師、名護チャペル協力宣教師