喜びカタツムリの便り NO.008 (2012年3月17土)

イザヤ書46章3.4節
わたしに聞け、ヤコブの家と、イスラエルの家のすべての残りの者よ。
胎内にいる時からになわれて おり、
生まれる前から運ばれた者よ。
あなたがたが年をとっても、わたしは同じようにする。
あなたがたがしらがになっても、わたしは背負う 。
わたしはそうしてきたのだ。なお、わたしは運ぼう。
わたしは背負って、救い出そう。

マタイ11章28.30節
すべて、疲れた人、重荷を負っている人 は、わたしのところに来なさい。
わたしがあなたがたを休ませてあげます。
わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って 、
わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
わたしのくびきは負いやすく、
わたしの荷は軽いからです。

[Ⅰ]序 
主の導きの中に、1月31日(火)君代と二人で沖縄へ向かい、名護チャペルを中心とした沖縄での一箇月、まさに恵みの一箇月でした。3月1日(木)改めて沖縄から派遣される思いで関東に戻りました。この期間お祈りの協力、心より感謝いたします。
 今直面している著作集刊行の遅れ。賛同人の方々をはじめ、祈り支えてくださっている皆さまに申し訳ない思いで心を痛めています。遅れの実体を的確に把握、具体的な解決をなしつつ進めるように心定めています。
このような現実の中で、なお祈りのリンクで支えられ、市川での歩みを続けています。

[2] 2月沖縄での日々
 2月一箇月の日々、名護チャペル(私は同教会の協力宣教師)の共育館(興味深い名称)の一室に滞在させて頂き、田野牧師ご夫妻をはじめ教会の兄姉と日常生活のレベルでも良き交わりを与えられました。
1月31日(火)、2月1日(水)は、懐かしい那覇のビジネス・ホテルに滞在、私たちの沖縄における唯一の親族である松岡太郎・美佐子・めぐみ家族をはじめ懐かしい方々との再会と交わりのとき。2月2日(木)名護へ。

①2月5日(日)名護チャペル主日礼拝宣教担当。専門の音楽家である田野ご夫妻牧師が導く会衆による豊かな讃美に満ちた礼拝。同教会の協力宣教師である恵みをしみじみと実感。

②2月7日(火)石川福音教会半日修養会 漢那祈りの家 10:00−15:00
使徒信条再考」①「聖徒の交わり」
 今回2月の日々の聖書の味読・身読(からだで、からだとなる読み)を通して、日本福音キリスト教会連合・石川福音教会の重元牧師ご夫妻また教会の兄姉とのキリストにある一体感は一段と深まりました。主にある信頼の絆の中で、「聖徒の交わり」の主題の学びをはじめすべての聖書の味わいを進めました。

③2月11日(土)2・11集会・祈祷会 10:30 石川福音教会
 昨年この集会では、金城重明先生が講師でした。集会後君代の運転でお宅へお送りした際、別れる直前に、「ボンヘッハーが収容所で牧会したように、リハビリの場で牧会を続けるように」ともったいない励ましを頂いたことを改めて思い起こしたのです。
 今年は、重元先生が家庭生活の実情と天皇制の関係について地道な味わい深い発題をなさいました。長男嫁の多い石川福音教会の姉妹方との長年に渡る歩みの中から生きた報告。
 その後沖縄戦の体験者の証言を含め懇談、そして祈りのとき。

④2月12日(日)  沖縄バプテスト連盟 安慶名バプテスト教会 40周年記念礼拝宣教担当。
 平良善郎牧師とは、沖縄聖書神学校の学生時代以来親しい交わりを今日まで継続、特に卒論指導を通して、世代を越えて説教に対する重荷を共有するようになりました。先生は、昨年移住後市川で迎えた沖縄からの嬉しい最初の客人でした。
沖縄聖書神学校と平行して、沖縄滞在中授業を担当していた沖縄信徒聖書学校の卒業生数名を含む教会の兄姉が私たち二人を心から歓迎してくださり、昼食後の交わり会は、歌や踊りですっかり盛り上がり、沖縄だの実感。

⑤2月14日(火)牧師研修会「牧師原論と展開」10:00−15:00 石川福音教会
 主題に対する重元先生の一言は、ついに「原論」に来ましたかでした。
 そもそも牧師とは。この一事を今、ここで問い続け得るかどうかが課題です。
牧師である前に一キリスト者である喜び、つまり創造者・救い主なるお方にある一人の人間としてのかたじけなさ・存在の喜びを忘れない牧師の歩みについて話し合いました。

⑥2月15日(水)沖縄グレイス・チャ−チ祈祷会宣教
 下地牧師は沖縄聖書神学校入学前後から深い交わりを重ね、同教会でも何回も宣教奉仕。
 今回も私たちを心から歓迎して下さり主にある親しい交わりが、ますます深まり豊かに。

⑦2月16日(木)名護チャペルの保育園でゼロ歳、1、2歳児にお話し。主イエス様、子供たち,私の名前・タケオを糸口に。20数名の幼児たち一人ひとりの目を見つめながら、タケオ先生だけでなく、タケオチャンになりきって。

⑧2月18日(土)日本福音キリスト教会連合星の子キリスト福音教会小中学生集会宣教。
 若さに満ち溢れている小河敬太牧師は、実に心開かれた態度で小中学生と接しておられます。その結果、牧師舘と共用である古い民家の会堂には、我が家にいるよりリラックスしているのではと思わす態度で集う10数名の小中学生が所狭しと。
ルカ19章1−8節、6節「ザアカイは、急いで降りて来て、そして大喜びでイエスを迎えた。」に焦点を絞り宣教。教会の今までの苦悩の歩みを熟知する者としては感謝、感謝。

 夕方からは、宮城航一・さゆり宅へ。ご夫妻とは、長男忍望が学んだ愛農高校の尾形先生ご夫妻の紹介で、1986年4月沖縄着任以来、主にある親しい交わりを深めて来ました。
今回も1月31日(火)さゆり姉に空港で出迎えて頂き、2月2日にはさゆり姉の車で名護まで、名桜大学での授業を終えた宮城兄と合流、四名で楽しい会食。
先年召天なさった航一兄のお母様・安子姉のお部屋で宿泊。姉妹を懐かしみつつの滞在。

⑨2月19日(日)那覇聖書研究会(無教会)主日礼拝宣教担当
 宮城ご夫妻は那覇聖書研究会(無教会)のメンバ−。集会の全員とも、沖縄滞在中主にある交流を重ねて来ました。ですから今回の主日礼拝宣教担当も、さらなる喜びの機会。
宣教「ロ−マ人への手紙一、二、三」(ロ−マ1章1−4節、11章36節−12章2節、16章1−2節)のレジメ希望の方は連絡を。添付で送ります。

⑩2月21日(火)石川福音教会半日修養会 漢那祈りの家 10:00−15:00
使徒信条再考」「からだのよみがえり」。この主題は、70歳を前に残る生涯における課題と思い定めていました。そこに2009年12月脳梗塞発症、この主題はさらに心に深く。
集会はローマ8章18−25節を中心に。石川福音教会員以外の参加者も。交わりの広がり。

⑪2月22日(水) 沖縄バプテスト連盟 胡屋バプテスト教会祈祷会
 80歳を越された渡真利文三先生の奥様が、私たちの訪問を知られ、ご不自由なお体をおして参加、そのお姿に強い感銘を受けました。
文三、彦文二代の牧師先生との長年の交わりは、大きな恵みです。
文三先生は、まさに沖縄の長老牧師。彦文先生は、私の国立時代の学生で長年の同労者。

⑫2月23日(木) 名護チャペルの保育園で2回目の宣教。
食前のお祈りの有無で食事とえさの違い。Ⅰテモテ4章3,4節は私の特愛の聖句の一つ。

⑬2月25 日(土)沖縄バプテスト連盟 那覇バプテスト教会島田実、比嘉康子お二人の按手礼式出席。昨年5月沖縄を去る前から予定していた恵みの機会。お二人を祝福するため駆けつけた多くの方々と再会できたことも、感謝でした。

⑭2月26日(日)日本キリスト教会 沖縄伝道所主日礼拝出席
 川越牧師夫妻は、1969年に私が最初に担当した東京キリスト短期大学の授業で出会って以来の主にある交わり、なんと40年後沖縄で深い協力関係を樹立、主は良きお方です。
 教会の兄姉とも沖縄滞在中、終始親しい交わりを与えられ続け、感謝です。

⑮2月28日(火)牧師研修会「説教原論と展開」10:00−15:00 石川福音教会
 レジメ希望の方は連絡を。添付で送ります。

⑯2月29日(水)白い家フエローシプチャーチ祈祷会
 「おかえりなさい」と温かく迎えて頂く。熱心にみことばに耳を傾け、心を込めて祈られる一同の姿に感動しました。獣医として働きつつ教会に仕えている、チャンコ先生の愛称で一同の信頼を受けている横田玲子先生は、沖縄聖書神学校で卒論を担当したことを含めキリストにある心からの同志です。私がチャンコ先生の先生ということで、私のような者にも注がれる敬愛の念は、並ではありません。
 集会後、90歳を越えベットでの上で生活なさっている、伊藤嘉子牧師のお母様と共に祈りのときを持つことが出来、小さく細い最後の「アーメン」に心満たされ教会を後に。
   
[3]新年度2012年4月から喜びカタツムリの歩み 
4月からの新しい年度、毎週主日礼拝を中心にした、宣教の機会を求めています。
出来るだけ来年3月までの予定が早めに決まり備えを重ねたく願っています。
宣教の機会についてご連絡頂ければ、嬉しいです。
 実際にはなかなか困難な面があります
(1)足のともしび、道の光り
4月からの新しい年度を迎える今、これまで具体的な歩みにおいて足のともしびとなってきた聖書のことばが、道の光りです。それに加え、聖歌292番が特別に心に迫ります。
Ⅱコリント9章10節
「蒔く人に種と食べるパンを備えてくださる方は、
あなたがたにも蒔く種を備え、
それをふやし、
あなたがたの義の実を増し加えてくださいます」。
Ⅱコリント9章11節
「あなたがたは、あらゆる点で豊かになって、惜しみなく与えるようになり、
それが私たちを通して、神への感謝を生み出すのです。」
Ⅱコリント9章15節
「ことばに表せないほどの賜物のゆえに、神に感謝します。」

聖歌292番
1月31日に千葉を旅立つ前、何日も昼となく夜となく、聖歌292番を繰り返し讃美し続けました。
心からの祈り、また心の確信となりました。

1 今日まで守られ、来たりしわが身、
  つゆだに憂えじ、行く末などは
  いかなるおりにも 愛なる神は
  すべてのことをば よきにしたまわん
2 か弱きものをも かえりみたもう
  わが主の恵みは この身にたれり
  にぎおう里にも  さびしき野にも
  主の手にすがりて 喜び進まん
3 主の日ぞいよいよ 間じかに迫る
  浮世の旅路も しばしのまのみ
  間もなく榮の みくににゆきて
  ときわに絶えせず わが主と住まわん

(2)特別の時と場所の集中的な宣教の機会
松原湖バイブルキャンプ
8月13日(月)−16日(木)

②石川福音教会主催 夏の修養会
8月20日(月)−22日(水)
  熊本・人吉市ともしび聖書キャンプ場

③宇都宮キリスト集会・聖望キリスト教会合同修養会
9月16日(日}−17日(月)
  日光オリ−ブの里

(3)新年度前期、各月の主日礼拝を中心の宣教の機会
主日礼拝宣教また聖書の集中的有機的学びの機会を求めています。お祈り頂ければ、嬉しいです。また宣教の機会について紹介、ご連絡くだされば幸いです。
①4月
 4月1日(日) 未定
4月8日(日) 宇都宮キリスト集会主日礼拝宣教担当
4月15日(日) 日本福音キリスト教会連合 富士見が丘キリスト教
4月22日(日) 未定
4月29日(日) 聖望キリスト教主日礼拝宣教担当、午後聖書味読・身読会

②5月
5月6日(日) 未定
5月13日(日) 未定
5月20日(日) 未定
5月27日(日) 聖望キリスト教主日礼拝宣教担当、午後聖書味読・身読会 

③6月
6月3日(日)  日本福音キリスト教会連合 足立キリスト教会交渉中
6月10日(日)
6月17日(日) 日本福音キリスト教会連合 西上尾キリスト教会 主日礼拝宣教担当
6月24日(日)  聖望キリスト教主日礼拝宣教担当、午後聖書味読・身読会

④7月
7月1日(日) 沼津港町教会
7月8日(日) 未定
7月15日(日) 未定
7月22日(日)  聖望キリスト教主日礼拝宣教担当、午後聖書味読・身読会
7月29日(日) 未定

⑤8月
8月5日(日) 未定
8月12日(日) 日本同盟教団 小海キリスト教
8月19日(日) 日本福音キリスト教会連合 宮崎北聖書キリスト教会
8月26日(日)  聖望キリスト教主日礼拝宣教担当、午後聖書味読・身読会

⑥9月
9月2日(日) 未定
9月9日(日) 未定
9月16日(日) 宇都宮キリスト集会主日礼拝宣教担当
9月23日(日) 聖望キリスト教主日礼拝宣教担当、午後聖書味読・身読会
9月30日(日) 未定

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