喜びカタツムリの便り、2011年千葉市川より

[Ⅰ]序

沖縄から千葉へ、多くの方々の祈りと好意に支えられ、2011年5月24日(火)移住が実現しました。
予定の飛行機に整備上の異常があり、後発に乗り換える事態が生じ市川着が大幅に遅れる中、
家族歓迎会が待ち受け、二人の小学生の孫が工夫を凝らした司会をしてくれました。
最初の晩から心満たされる恵みの経験。

那覇の空港には、多くの方々が見送りに来てくださいました。
また空港にいる間、携帯に電話がありまたこちらからも電話をしました、ある方々とは電話を通して祈り合いました。

しかし主の導きの旅たちとの確信が静かに一同を支配し、君代が市川の兄姉に伝えたように、
誰一人涙一つ流さない、実にさわやかな旅立ちでした。

[2]2011年5月29日(日)には
2011年5月25日(水)には、荷物の到着。
二人だけの引越し、にもかかわらず荷物はそれなりの状態でした。
しかし聖望キリスト教会の兄姉の私たちを歓迎してくださる思いに支えられ、すべてが導かれています。
確かに飛行機のつまずき同様、万全を期したつもりのインターネットの移行が思いがけず1週間もかかってしまったこと。
またリハビリが、考えにくい書類上の課題で1週間たっても受けられず、
今になってようやく治療を受ける見通したったことなど障害や困難に直面します。

しかしカタツムリは後ろには進めない、のったりのったり恵みに支えられ前進あるのみ。

[3]今後の歩み

(1)今後の歩みは、聖望キリスト教会の宣教牧師として、毎月最後の主日礼拝宣教に集中。
聖望キリスト教会により派遣され宣教活動、そして聖望キリスト教会へ報告、
こうして宣教牧師を含め群れの各自また群れ全体の一か月間の成長を確認しつつの歩み。

(2)市川うちなーんちゅの部屋
今はっきりと心の中に刻む祈りがあります。
まことに恵まれた住居の1階を、在留、旅行中のうちなーんちゅ憩いの場所、
沖縄教会の小さな小さな東京事務所的役割をさえ念頭に、市川うちなーんちゅの部屋として。
そうです。はじめは小さく、計画は大きくの道です。

(3)文章を通して。
もう一つ祈りの課題があります。文章を通しての宣教活動です。

① 栃木県宇都宮キリスト集会牧師
北関東に位置し、東北に玄関としての宇都宮。
小宇都宮キリスト集会、しかし宇都宮のキリスト教一致共同祈り会に深くかかわる群れ。

② 千葉県市川市聖望キリスト教会宣教牧師
東京下町をはじめ東京と隣接、市川うちなーんちゅの部屋の営みの小さな一歩と大きな計画。私たち
二人の出会いの場であった東京キリスト教学園と同じ千葉県で近隣。

③ 沖縄県名護市名護チャペル協力宣教師
名護・山原から沖縄全体を見る。毎年2月、名護を中心に沖縄での宣教活動。
徹底的な聖霊信仰、徹底的な聖書信仰に基づくささやかなカタツムリの歩みを、遣わされた地に留ま
り続けているあのお二人に共鳴しつつ、喜びに満たされて継続。

[4] 集中と展望

(1) 集中
Ⅰコリント15章10節前半
「ところが、神の恵みによって、私は今の私になりました。……」

(2) 展開
Ⅰコリント15章10節後半
「……そして、私に対するこの神の恵みは、むだにはならず、私はほかのすべての使徒たちよりも多
く働きました。しかし、それは私ではなく、私にある神の恵みです。」

忍耐と希望(ローマ8章25節) 宮村武夫