9月9日(日)ヨハネ18章の味わい その22 青梅ちいろば聖書集会主日礼拝。午後聖書塾 ユルゲン・モルトマン、『希望の倫理』第Ⅱ章生命の倫理 第4節死にゆくことと死ぬことの中にある生命力、第5節 肉体の復活?・

9月9日(日)ヨハネ18章の味わい その22
青梅ちいろば聖書集会主日礼拝。午後聖書塾 ユルゲン・モルトマン、『希望の倫理』第Ⅱ章生命の倫理 第4節死にゆくことと死ぬことの中にある生命力、第5節 肉体の復活?・

ヨハネ18:31 直接主イエスの言動の描写ではない。
https://youtu.be/qY_z7oMTlec

[1]前半 ピラト→ユダヤ
そこでピラトは彼らに言った。
「あなたがたがこの人を引き取り、自分たちの律法従ってさばきなさい。」
 ピラト自ら役割を果たすのでなく、ユダヤ人に処置を押し付ける。
言っていることは、表面的には正しくとも、本音は責任逃避。

[2]後半
ユダヤ人たちは言った。
「私たちには、だれも死刑にすることも許されてはいません。」
言われていることは、正しい。しかし本音は、ピラトと同様、役割を果たすことからの逃避。

福音書記者は、なぜこの責任逃避の姿を描いているのであろうか。
最初の読者も、今の読者も、ここに見るような責任逃避ではなく、責任を果たす、十字架を担う覚悟を促す。ピリピ1:29.