人間様々、同窓多彩

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鄭 雄一さんがリンクをシェアしました。
5月5日 22:12
東大教授が挑む AIに「善悪の判断」を教える方法 (扶桑社新書)

東大教授が挑む AIに「善悪の判断」を教える方法 (扶桑社新書)
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あなた、鄭 雄一さん、宍戸 剛さん、他57人

樋口 晴彦 あくまで私見ですが。AIに善悪を「教える」という発想そのものに問題があると思います。それは特定の価値観の押しつけですから。人間の子供は、もちろん善悪の判断について「習い」ますが、特定人の価値観をそのまま受け入れるのではなく、様々な人々の価値観に触れて、自らの価値観を「形成」していきます。人間でもたまに特定の価値観をそっくり刷り込まれた人がいないわけではありませんが、そういう方はえてして「コチコチ」で社会不適応というケースが多いですよね。

鄭 雄一 ありがとうございます。おっしゃっているような懸念は、全て超克した理論になっております。決して特定のイデオロギー等の押し付けではございません。人間の道徳性を分析して共通要素と個別要素に分け、そこから人間の道徳の基本原理を抽出し、そこからさらに将来あるべき未来社会の道徳体系を構成して、それをAIに搭載することを提案しております。是非、一度内容をご覧頂き、ご議論させて頂ければと存じ上げます。

角田 晋也 世の中には色々な正義(善)があるのが何故なのかということも説明できるところが素晴らしい。依怙贔屓もほどほどにしないと世間から非難されるという兼ね合いが難しそうですが、その判断もAIなら学習してくれそうですね。

鄭 雄一 ありがとうございます。道徳性の中に二面性を認識し、きっちりと分けて考えることが重要かと思っております。

樋口 晴彦 私は企業不祥事の研究者ですから、企業倫理の関係で倫理学についてもかじっています。「超克した理論」が誕生したのであれば、倫理学上の天地がひっくり返るような一大事ですよ。AIを相手にするよりも、まず学会で論文を発表すべき話。しかし、Ciniiで検索する限り、貴方がこの関係で論文を書いた経歴は見当たりません。

鄭 雄一 ありがとうございます。Ciniiというのは、英文の論文は検索できないのでしょうか。2016年には根幹のことは英文誌に発表しておりますが・・・

樋口 晴彦 なるほど、そういうことですか。それでは拝読させていただきます。