順天堂大学医学部の樋野興夫先生から第241回「がん哲学学校」報告
順天堂大学医学部の樋野興夫先生から第241回「がん哲学学校」報告
★メールのやり取りに加えて、、4月からの歩みを前に、心からの応答のしるしとして、久しぶりに手書きの手紙を書き、幾つかの印刷した文章をお送りしたいと考えています。
「宮村先生
感謝申し上げます。
樋野」
第241回「がん哲学学校」
『気が弱ければ 事は 成らぬ』(新渡戸稲造)の試金石 〜 非凡の人 〜
新渡戸稲造が、初代学長を務めた 東京女子大学は、今年、創立100周年である。筆者は、理事会で『東京女子大学創立100周年記念事業「挑戦する知性」プロジェクト 第4回 創立100周年記念展示「英学100年ー新渡戸稲造と東京女子大学」展』が開催される(2018年3月14日〜5月30日)会期中にシンポジウム「今 ふたたび 新渡戸稲造!」の企画を、提案しておいた。
群馬県の国立病院機構 沼田病院の「内村鑑三記念 がん哲学外来」では、「今 ふたたび 内村鑑三!」を、群馬県の万座温泉『日進館』には「今 ふたたび 新島襄 & 内村鑑三 & 新渡戸稲造!」合同シンポジウムの企画を提言した。実現したら、歴史的大事業とならう。まさに、『気が弱ければ 事は
成らぬ』(新渡戸稲造)の試金石でもある。
『杏林大学「がんと共に すこやかに生きる」講演会シリーズ 第7回 がん哲学外来 〜 共に いかされてを知る 〜』の機会が与えられた。
「講演をありがとうございました。感動しました。」、『「杏林・がん哲学外来」の開設の実現を目指して精進いたします。』、「ほんとうにありがとうございました。また ご講演のあと、お話を おうかがいできたのは なによりもありがたい基調な時間でした。
対話の重要性、もっと 看護師に 伝えていきたいと思います。」のコメント頂いた、まさに、『威厳は 優しき声に現れる』(新渡戸稲造)である。
週末の午前中、『「本が支える心と絆 中央図書館 医療・健康情報講演会」がん哲学外来 〜 がん患者と家族のために〜』(葛飾区立中央図書館に於いて)に、赴いた。会場は、満席であった。真摯な質問にも、大変 感激した。何時か、「がん哲学外来 in図書館」が、開催される予感がする。まさに、『鍍金は はげる 人は 品性がそなわらねば 学問も ただいやし』(新渡戸稲造)であろう。
午後は、顧問を務める「30年後の医療の姿を考える会」の 『第12回 市民公開シンポジウム「深化する住まい方 〜 多様性に対応する空間の力〜」』 (明治大学中野キャンパスに於いて)に出席し、「閉会挨拶」の機会が与えられた。『人の欠点を指摘する 要はない 人のあやまちは
語るに足りぬ』(新渡戸稲造)、『理由があっても 腹立てぬこそ 非凡の人』(新渡戸稲造)の趣旨を、語った。