10月1日、開成高校卒業60周年記念会の備えて その1

10月1日、開成高校卒業60周年記念会の備えて その1

 9月27日が、ゴードンの卒業50年卒業記念会でした。出席できませんでしたが、心して記念しました。
 今度は、10月1日、開成高校卒業60周年記念会です。開成の同期生は、キリスト信仰に導かれ、家族以外では、最初の証の場です。幸い同期生にキリスト信仰を共にする吉枝隆邦君がおられ、卒業後も主にある協力を重ねてきました。
 例えば卒業45周年、同期生の柳生君と私が滞在していたので、沖縄旅行が計画されました。その際、首里福音教会を訪問してくれ紹介を持てたのです。脳梗塞のリハビリで入院中の吉枝君は、以下の挨拶を送ったくれ、私が学友に手渡しました。

開成高校 昭和32(1957)年卒業の同期生の諸君へ
 卒業後45年経って、それぞれの道を歩いてきて、この世に置かれた役割を果たしてこられた皆さんに心からお祝いを申し上げます。
 あのペン剣のもとで学んだ日々を忘れることはありません。特に高校1年のとき、聖書研究会に加わって、聖書とイエス・キリストを知ったことが私の生涯を変えました。あれからずっと神を信じて歩み続けてきました。ほんとうによかったと思っています。何よりこの機会を与えてくれたことを母校に深く感謝しています。そしてあの頃の校長、曾禰武先生に感謝しています。

 首里福音教会の宮村武夫君と同じ信仰を持つ者として今回の企画心から敬意を表すとともに、深く感謝します。宮村君も私も、母校のために祈ることは、昔のあの日のように学内のそこここで賛美の歌声や祈りが聞かれるようになることです。でも卒業すればおわりというわけではありせん。45年経ってもう一度、聖書を手にとってみようと言うチャンスなのではないかと思います。
私は病を得て今は東京都リハビリテーション病院に奉職ではなく入院していますが、心は熱く燃えてリハビリの傍ら仕事をこなしています。諸君がその名前を記憶しているかどうかわからないけれど、私はHiBA(ハイビーエー)の仕事をずっとしています。キリストの福音を人々に知らせるためです。ただ、みんなと一緒にその所にいられないの残念でなりません。

 11月の沖縄は空も美しく、気持ちがいいだろうなあと思います。病院の窓からはるかに忍びます。
皆さんの上に神の祝福が豊かにあるように祈ります。
常盤の緑、色はゆる 道灌山の学び舎に
憧れ集う 若人が はるけき行くて 望みつつ
うたうや いのちのあさのうた

2002年11月16日
       吉 枝 隆 邦