喜びカタツムリの便り 第2 期41 号

喜びカタツムリの便り 第2 期41 号
発行者 宮村武夫
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2017 年8 月30 日

イザヤ書46 章3、4 節
「わたしに聞け、ヤコブの家と、イスラエルの家のすべての残りの者よ。
胎内にいる時からになわれており、
生まれる前から運ばれた者よ。
あなたがたが年をとっても、わたしは同じようにする。
あなたがたがしらがになっても、わたしは背負う 。
わたしはそうしてきたのだ。なお、わたしは運ぼう。
わたしは背負って、救い出そう。」
ゴルゴタに 喜び進む カタツムリ 御国目指して 苦難の道
を」(改革派教会の市川康則先生と合作)
マタイ11 章28、30 節
「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさ
い。
わたしがあなたがたを休ませてあげます。
わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくび
きを負って 、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。わたしのくびき
は負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
ゴルゴタを 担いて歩む カタツムリ 御国目指して 倒れつ立ちつ」(市川康則先生と合作)

[1] 序
8 月の歩みを続けている中で、8 月27 日と9 月27 日二つの互いに関係する日付がずー
っと意識に上り、またその日付をしばしば書きもしました。
8 月27 日は、長男忍望の誕生日で、今年は、ちょうど彼の50 回目の誕生日です。

他方、9 月27 日は、私のニューイングランドの留学先・ゴードン神学院の卒業50年記念集会Reunion の日です。そうです。忍望は、私がゴードンの後進学したハーバート卒業直後に、ゴードン神学院がある地域のベバリー病院で生まれたのです。

[2]1967 年8 月27 日、そして2017 年8 月27 日
10 月1 日、上野の精養軒で、開成高校卒業60 周年記念会があります。私にとっては、高校以来のキリスト信仰の証の時であり、場です。
9 月27 日は、ニューイングランドの母校で、ゴードン神学院の卒業50 年記念集会Reunion の日。そうです。高校卒業からの10 年間の間に、日本クリスチャンカレッジ、ゴードン神学院、ハーバートと三つの神学教育機関で学んだのです。
それだけでなく、1965 年4 月私たちは結婚し、そして1967 年8 月27 日、長男忍望の誕生です。
忍望の誕生の背後には、二人の友人の特別な支えがありました。
一人は、日本クリスチャンカレッジの同級生で、高尾直道兄。熊本の浄土真宗の僧侶の長男で、ペンテコステ派の宣教師を通しキリスト信仰へ導かれて、入学。私たちは、直道兄の召天までどれだけ多数の手紙のやり取りを交わしたか思いを越えたものです。高尾兄は、退学復学と苦悩の中を歩み続けましたが、結局最終的に退学。同級生の丸山花子姉と結婚。花子姉の実家である、新潟の十日町で絹織物の美しさに出会い、その関係の仕事を独自の方法で開拓、実を結ぶに至ったのです。その高尾兄が、出産費用と、当時の金額で40 万を送金してくれたのです。まさに共に苦悩の道を歩んだ友情の証として。

 名前は忍望。ゴードンでの学びの中で、ローマ8 章18 節以下に特別に引き付けられ、その中核として25 節の希望と忍耐の結びを受け止める中で、忍望(にんぼう)、これしかない、そんな思いでした。

 8月27 日忍望の誕生、もう一人の支えは、ゴードンで寮の同室者、リチャード・ワイゼンバッハ牧師です。ゴードン卒業後、ゴードンのバーカー教授のもとでマグロニア教会の副牧師となったリッチ夫妻は、夏休みの期間、牧師館を私たちのために空けてくれました。
8 月27 日、私は主日礼拝の宣教を担当していました。病院からの連絡を受けた役員の兄弟が、会衆の背後で独特のジェスチャーで忍望の誕生を伝えてくれました。

2017 年8 月27 日、やはり主日。君代と私は二人で、宇都宮キリスト集会小岩集会として主日礼拝を守りました。聖なる公同の教会を信ずと告白しながら。

[3]2017 年9 月27 日
 9月27 日に、Gordon Divinity School の卒業50 年の記念集会が、懐かしいニューイングランドで開かれます。残念ながら私は参加を断念しました。
私たちが学んだ恩師方は、ニコール先生をはじめそれぞれ、主のもとに召されました。
 唯お一人地上で働きを続けておられる、新約学のラムンゼイ・マイケルが、その記念会に参加なさるとの連絡は、最後まで断念の返事を躊躇した理由の一つです。
 1963 年9 月、ゴードンでの最初の授業の一つで出会ったマイケル先生は、本格的な新
約学の学びの手ほどきをしてくださり、ゴードン卒業後の学びを強く勧め道を開く役割を果たしてくださいました。
マイケル先生とニコール先生は、特別親しい関係にありました。しかし、1986 年4月、私たちが沖縄へ移る前後、ニコール先生がゴードンで定年を迎える時期、そこで生じたマイケル先生の著書をめぐる論争で、結局マイケル先生はゴードンを去られることになりました。
 そうした背景の中で、深い愛と信頼の中からの表現として、ニッコリマークと共に送られたメールのコメントを心に刻みました。
Thanks for the YouTube links. While I can’t understand the words, I can see you
lecturing theology in the tradition of the late Dr. Roger Nicole .
「ああ神の前に 我いそしまん
業やむる時のまじかきいま」
「Dear Takeo,
What a delight to hear from you! And it’s long past time to start calling me Ramsey,not Dr. Michaels.
I also am sorry you will not be at the reunion. I’m looking forward to seeing so manyold friends from that era.
I have in my screensaver slideshow a picture of you and Kimiyo, which you sent to mequite some time ago.
Thanks for the YouTube links. While I can’t understand thewords, I can see you lecturing theology in the tradition of the late Dr. Roger Nicole .
 I am glad, and flattered, that you are finding my John commentary useful. ToAugustine and Calvin, I would add Chrysostom, whom I found quite insightful in thecourse of writing my commentary.
I cherish my recollections of your scholarship and our friendship.

 My dear wife Betty died three years ago. I continue to live in our house in PortsmouthNH, and doing some writing. I have four children and nine grandchildren, so I amblessed.
Your lifelong brother and friend,
Ramsey」

〔4〕祈りと協力のお願い
(1)主日礼拝を中心に。
主日礼拝の宣教、講演会担当などご連絡いただければ、うれしいです。
主日礼拝
★9 月 3 日 小岩栄光キリスト教
10 日 ちいろば聖書集会召天者記念礼拝宣教担当
17 日 グレース宣教会・東京チャペル 主日礼拝宣教担当
24 日 日本福音キリスト教会連合 大泉聖書教会主日礼拝宣教担当
★10 月1日 宇都宮キリスト集会小岩(拙宅)主日礼拝
10 月8、9 日 宇都宮キリスト集会・ちいろば聖書集会合同聖会(オリーブの里)
9 日 宇都宮キリスト集会・ちいろば聖書集会合同礼拝宣教担当
15 日 グレース宣教会・東京チャペル宣教担当
22 日 未定
29 日 ちいろば聖書集会宣教担当
★11 月 5日 未定
12 日 ちいろば聖書集会主日礼拝宣教担当
19 日 グレース宣教会・東京チャペル 主日礼拝宣教担当
26 日 宇都宮キリスト集会召天者記念礼拝宣教担当
★12 月 3 日 千葉酒々井三上宅主日礼拝宣教担当
10 日 ちいろば聖書集会主日礼拝宣教担当
17 日 グレース宣教会・東京チャペル 主日礼拝宣教担当
24 日 宇都宮キリスト集会クリスマス礼拝宣教担当

(2)著作・執筆活動を中心に
『哀歌講解説教 ―哀歌をともに― 』、2013年11月発行、700円、品切
『ルカの福音書 味読・身読の手引き』1、2、3、2014 年2 月、4 月、6 月発行、各700 円購入希望の方、宮村に連絡ください。
続いて、『使徒の働き 味読・身読の手引き』4 分冊など今後の出版を願っています。

★著作集在庫分の販売、また的確な贈呈を通して活用を願っています。
既刊6巻(7巻品切)の購入希望の方は、宮村にご連絡ください。
残りの2巻『コリント人への手紙 第一』と4巻『テサロニケ人への手紙他』の刊行実現のため助けになります。
また支援のためには、198-0042 青梅市東青梅6−11−8鮫島茂宅 宮村武夫著作刊行会0150−2−290448をご利用ください。

(3)宮村夫妻支援方法
宮村夫妻の宣教活動を祈り支援くださり深い励ましです、感謝します。
経済的支援は、郵便振替 振替口座番号 00240‐0‐82660
ゆうちょ銀行 普通預金 店番018 口座番号2092174 をご利用ください。

(4)クリスチャントゥデイについて
事務所 〒101-0032 東京都千代田区岩本町2-13-6 ミツボシ第3 ビル4 階
03−5829−4627、来訪歓迎。宮村は、原則水曜と金曜事務所に出かけます。

(5)宮村武夫自己紹介
1939年1月21日 東京深川生まれ、開成高校時代 キリスト信仰へ導かれる。埼玉寄居、東京青梅、沖縄首里の教会牧会。その間、3神学教育機関と1大学で教育に従事。
現在、宇都宮キリスト集会・ちいろば聖書集会牧師、クリスチャントゥデイ論説主幹、名護チャペル協力宣教師。宮村武夫牧師5 分間メッセージを、毎日ブログ、FacebookYoutubeで発信。