天田繋先生との思いで、その深まりと広まり その5

天田繋先生との思いで、その深まりと広まり その5

2012年6月5日午後2時に、天田繋先生が、当時私たち住んでいた市川の拙宅まで、遠路を厭わず訪問くださり、4時まで、時の流れを忘れて至福の時を持ちました。家の前で杖をつきながらたちながら、何か少し小柄になった感じの天田先生が大きなリックを背負って駅からの道を歩いて来られるのを待ちながら、主にある日々の重さを実感しました。

 天田先生が私たちの最後に東京基督教学園を退かれ、同時代に共に労した私たちの1930年代後半生まれ(昭和10年代)の僕仲間数名は、完全に学園を卒業したのでした。
 今や、オラトリオ「沖縄」を天田先生に作曲していただいて、沖縄の諸教会から沖縄へのプレゼント出来たらとの密かな願いは、見果てぬ夢となりました。