岩波から著書と岩波新書

岩波から著書と岩波新書
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 1958年4月、日本クリスチャンカレッジに入学。高校の友人たちに、どこに進学したのか説明するのに、苦労しました。「そうか、あそこか」と、ICUと間違えられ、自分の方は各種学校でと違いを説明するのに苦労したり、大学でないことに、いらざる劣等感を持つ可能性もありました。

 しかし在校生の一部には、大学レベルで学ぶ意識を持つ、それなりに意気軒高な雰囲気も。
 そうした幾人かの間で、誰が、最初に岩波から著書を出すかと、半分本気、半分冗談で話題にしていたことを記憶します。
 確かに、アウグスティヌス関係の労作を出版し続けた、故宮谷宣史兄など、幾人かが著作を出版しました。私もその一人です。しかし私の知る限り、あの当時の数人の中から誰も岩波から著書を出していないはずです。
 しかし岩波から出版された図書は、私たちが聖書を読み続け、聖書にすがって生き続けるのに助けになりました。私の場合は、なんと言っても内村鑑三全集。
 岩波の本の中でも、岩波新書は、いつも身近です。最近も写真の二冊を購入、クリスチャントゥデイで働く中で、ジャーナリズムの在り方、本の読み方について、新鮮で深く豊かな示唆を受けています。
 こんな新書を書く人が、クリスチャントゥデイの読者の中から現れるように期待します。そのような読者に有益な記事やコラムをクリスチャントゥデイが掲載し続けるように祈ります。