喜びカタツムリの便り 第2期35号

喜びカタツムリの便り 第2期35号
発行者  宮村武夫

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   2017年3月6日
イザヤ書46 章3、4 節
「わたしに聞け、ヤコブの家と、イスラエルの家のすべての残りの者よ。
胎内にいる時からになわれており、
生まれる前から運ばれた者よ。
あなたがたが年をとっても、わたしは同じようにする。
あなたがたがしらがになっても、わたしは背負う 。
わたしはそうしてきたのだ。なお、わたしは運ぼう。
わたしは背負って、救い出そう。」

マタイ11章28、30 節
「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。
わたしがあなたがたを休ませてあげます。
わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って 、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」

[1] 序
 3月1日(水)午後8時過ぎ、那覇から羽田に着き、荷物の受け取り場所までかなりな距離があり、意地を張らず車椅子を利用することにしました。
君代が小岩までのリムジンバスの手続きをしたところ、ぎりぎりで間に合うとわかり、車椅子とは一転、荷物を積んだ車を私が押しながら(この方法で意外に安定して歩けるのです)、出発直前のバスにたどり着き、バスの一番奥の最後の二つの席に着席できました。
小岩までの道中、一日を回顧しました。三日間世話になった、沖縄市の新とまどか夫妻宅を早朝新の運転で出発、途中那覇の松岡(太郎兄は、私たちの里子)宅に寄り、松岡家族の長女・めぐみの卒業式出席のため、浦添高校へ。
10組400名の卒業式では、長時間をかけ、一人一人に卒業証書が手渡されました。校長先生の際立つ白色系統の和服と、初めから最後まで君代が各自に拍手を続けていたのが印象に残りました。私はと言えば、もっぱら誕生以来のめぐみの歩みを回想していました。
卒業式のハイライトは、小雨の降る中坂道の両側に立つ父兄をはじめ出席者が見つめる花道を進む卒業生たちに向けて、花束をはじめ嗜好を凝らしたプレゼントを手渡し喜びを体いっぱい表現する道行です。その場面については話には聞いていましたが、実際に目撃するのは、初めてでした。
卒業式から、遅めの家族の感謝の昼食の場へ。時間の流れと喜びの思いが競合する中で、お店の方がシャッターを押してくださった、この一枚の写真。2017年3月1日の思い出を後々まで伝えてくれるに違いありません。https://www.facebook.com/photo.php?fbid=897697050370342&set=a.508715392601845.1073741826.100003901676704&type=3&theater
小岩へ向かうバスの中で回想する1日は、今回の沖縄訪問に満ちる豊かな内容を象徴する締めくくりです。
また3月の日々、クリスチャントゥデイでの3年間の恵みを回顧すると共に、4月からの次の段階への進展を覚え具体的な準備を進めたく願っています。

[2] 2017年2月、沖縄における出会い、その断面
今回も沖縄で様々な方々とお会いでき感謝でした。年を重ねた方々から、ゼロ歳児をはじめ子供たちまで。
(1) 80代の三人の先輩牧師
 今回も訪問中、お元気な後期高齢者に何人もお会いしました。
例えば、25年の沖縄滞在中主にある親しい交わりを頂き、今や80代、それぞれ印象的な歩みをなし続けておられる三人の先輩牧師方。
 那覇バプテスト教会名誉牧師・国吉守先生とは、2月12日教会の主日礼拝でお会いできました。健康がすぐれないと伝え聞き案じていましたが、手術後の回復も順調なご様子でうれしかったです。礼拝後の昼食の交わりでは、礼拝を訪問した3名のギデオンのメンバーを加え、即席で展開されるセミナーを思わす席を絶妙に司会なさる様、まさに健在ぶり発揮で感謝。
 その後、国吉先生が2月20日中部教役者会の例会で話された提言、「次世代宣教を担う牧師たちへの提題」のレジメを、石川福音教会の重元先生から受け取り一読、戦後沖縄の教会史を生き抜いた国吉先生の姿に、改めて教えられました。
 
沖縄宣教研究所を中心に交わりを頂いてきた、平良修先生と饒平名長秀先生は共に宮古島のご出身で、今や80の坂を雄々しく登られます。2月21日(火)−23日(木)第3回沖縄宣教研究所・富坂キリスト教センター共同研修会、「植民地主義神の国宣教Ⅲ―キリスト者共同体(教会)の課題として」において、お二人とも独自の講演をなされました。
平良先生は、現在日本キリスト教団沖縄教区の議長として活動。今回の研修会には、平良夫人も参加、直接の交わりを与えられ感謝でした。
饒平名先生は、私同様杖を用いる状態です。しかし思索とその発言のねばりは、ますますの感です。今回公演をはじめ、聖書の終末論を繰り返し強調する論議が特に目立ち、ローマ8:18−25を中心に、「苦悩と喜びの両立」を提唱する私は深く共鳴しました。

(2) 幼子をはじめ子供たち
 昨年のクリスマスメッセージ以来、主日礼拝の場における幼児の存在を求める祈りを、ますます強く意識してきました。
 今回沖縄訪問の最初の主日礼拝である、2月5日(日)那覇聖書研究会(無教会)の主日礼拝後の感話会において、幼子の声が那覇聖書研究会の主日礼拝で聞こえるようにとの祈りを私の課題としたいと申し上げました。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=900389856767728&set=a.508715392601845.1073741826.100003901676704&type=3&theater

 今回も、名護チャペルの礼拝また付属保育園チャイルドリンクの集会で、幼児の存在の尊さを深く覚えました、参照マタイ11:25。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=897695237037190&set=a.508715392601845.1073741826.100003901676704&type=3&theater
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=897694893703891&set=a.508715392601845.1073741826.100003901676704&type=3&theater

[3] 2017年2月沖縄における集会、その断面
集会の中心は、5日(日)那覇聖書研究会(無教会)主日礼拝、12日(日)那覇バプテスト教会主日礼拝、19日(日)沖縄グレイスチャペル主日礼拝、26日(日)名護チャペル主日礼拝でした。それぞれの主日礼拝で宣教の機会を与えられ、みことばの交わりの恵みを持てました。沖縄での説教、やはり私にとり心満たされる恵みです。

主日礼拝以外にも、以下のような多様な集いに参加できました。
① 2月11日(土)信教の自由を守る日祈祷会参加
 沖縄キリスト教学院大学平和研究所で開かれた今年の集いは、従来の日本新約教団以来の祈祷会と平和研究所が合同で持ち、今後も継続が予定されるものです。多くの方々が集い、継続と進展の両面を体現する、励ましに満ちた集いでした。

② 2月21日(火)−23日(木)第3回沖縄宣教研究所・富坂キリスト教センター共同研修会、「植民地主義神の国宣教Ⅲ―キリスト者共同体(教会)の課題としてー」に参加できました。厳しい課題を直視なさる方々の講演や個人的交わりが重なり充実した時でした。

③ 16日(木)石川福音教会における、みことばの集いと昼食と交わり。私たちにとっては、特別な親しみを覚える石川福音教会の兄姉に加え、外部からも参加される方々があり、みことばを中心にした交わりの深まりと共に広まりを味わう機会でした。
2月20日(月)宇堅福音教会における、みことばの味わいと祈りの集い。石川牧師夫妻は、1970年代東京キリスト教短期大学時代の教え子であり、長年の主にある交わりを重ねています。
 また石川牧師の父上は、まさに祈りの人で、首里福音教会の会堂建設に当たっては、初めから終わりまで特別な支えと励ましを頂きました。
 当日の集いで、10月22日に予定されている、宇堅福音教会の設立60周年の記念集会を特別に覚えました。

④ 2月27日(月)夜、沖縄県市町村自治会館ホールで開かれた、新外交イニシアティブ(ND)主催のシンポジウム「今こそ辺野古に代わる選択を」に出席。
この集いについては、千葉県のMN姉から連絡を受け知ったのです。
会場で、猿田佐世(新外交イニシアティブ事務局長)著『新しい日米外交を切り開く 沖縄・安保・原発・TPP、多様な声をワシントンへ』を購入しました。
 翁長沖縄県知事の訪米の内容について知る貴重な手引きです。

このような集いと共に、個人やご夫妻との面談やご家族との交流は、多くの場合の会食を含め、楽しく実り豊かな貴重な時でした。例えば、山川ご夫妻、新・まどか夫妻との会食の時など。https://www.facebook.com/photo.php?fbid=895940500545997&set=a.508715392601845.1073741826.100003901676704&type=3&theater

[4] 祈りと協力のお願い
(1)2017年4月以降主日礼拝を中心に。
主日礼拝の宣教担当などについてご連絡いただければ、うれしいです。
主日礼拝
★4月 2日 宇都宮キリスト集会
    9日 ちいろば聖書集会
   16日 グレース宣教会・東京チャペル
   23日 未定
   30日 未定
★5月 3日、4日ちいろば聖書集会修養会
7日 未定
    14日 ちいろば聖書集会
   21日 グレース宣教会・東京チャペル
   28日 未定
★6月 4日 日本福音キリスト教会連合・足立キリスト教会出席
   11日 ちいろば聖書集会
   18日 グレース宣教会・東京チャペル
   25日 宇都宮キリスト集会
★7月 2日 未定
    9日 ちいろば聖書集会   
16日 グレース宣教会・東京チャペル
   23日 未定
   30日 未定
★8月 6日 宇都宮キリスト集会
   14日 ちいろば聖書集会 
   20日 グレース宣教会・東京チャペル
   27日 未定
★9月 3日 未定
   10日 ちいろば聖書集会
   17日 グレース宣教会・東京チャペル
   25日 未定
★10月 1日 グレース宣教会・東京チャペル
    8、9日 宇都宮キリスト集会・ちいろば聖書集会合同聖会(オリーブの里)
     8日 ちいろば聖書集会
   15日 未定
   22日 未定
   29日 グーレス宣教会・東京チャペル

(2)著作・執筆活動を中心に
①宮村武夫著作全8巻
 既刊6巻の購入希望の方は、宮村にご連絡ください。残りの2巻『コリント人への手紙 第一』と4巻『テサロニケ人への手紙他』の刊行実現のため助けになります。
なお2巻の出版のため約200万の必要(現在手持ち約20万)のため協力頂ける場合は、宮村武夫著作刊行会0150−2−290448をご利用ください。
198-0042 青梅市東青梅6−11−8鮫島茂宅 宮村武夫著作刊行会

②『哀歌講解説教 ―哀歌をともに― 』、2013年11月発行、700円、
『ルカの福音書 味読・身読の手引き』1、2、3、2014年2月、4月、6月発行、各700円購入希望の方、宮村に連絡ください。続いて、『使徒の働き 味読・身読の手引き』4分冊など今後の出版を願っています。

(3)宮村夫妻支援方法
宮村夫妻の宣教活動を祈り支援くださり深い励ましです、感謝します。
経済的支援は、郵便振替 振替口座番号 00240‐0‐82660 
ゆうちょ銀行 普通預金 店番018 口座番号2092174をご利用ください。

(4)クリスチャントゥデイについて
事務所 〒101-0032東京都千代田区岩本町2-13-6ミツボシ第3ビル4階
03−5829−4627、来訪歓迎。宮村は、原則水曜と金曜事務所に出かけます。

(5)自己紹介
宮村武夫
1939年1月21日 東京深川生まれ、開成高校時代 キリスト信仰へ導かれる。埼玉寄居、東京青梅、沖縄首里の教会牧会。その間、3神学教育機関と1大学で教育に従事。
現在、宇都宮キリスト集会・ちいろば聖書集会牧師、クリスチャントゥデイ編集長、名護チャペル協力宣教師。宮村武夫牧師の5分間メッセージ、毎日FacebookYoutubeで。