敬愛する、順天堂大学医学部の樋野興夫先生から、第195回「がん哲学学校」報告

敬愛する、順天堂大学医学部の樋野興夫先生から、第195回「がん哲学学校」報告

「感謝申し上げます。
樋野興夫

第195回「がん哲学学校」
「生きる」言葉のもつ力 〜 勇気・冷静・知恵 そしてユーモア 〜

がん哲学外来『メディカル・カフェ in SPU』 開設準備 講演会『「生きる」言葉のもつ力』で基調講演『がん哲学外来〜病気であっても病人ではない社会構築を目指して〜』(埼玉県立大学に於いて)、
『かわさき市民アカデミー「いのちの科学」』で講義『広々としたがん病理学〜 顔立ち vs 顔つき 〜』(川崎市生涯学習プラザに於いて)をする機会が与えられた。異なるチャウチャウ犬の顔写真を使いながら『風貌を診て、心まで診る病理学』 の原理を語った。

第9回 新渡戸稲造記念『がん哲学外来 盛岡メディカルカフェ in盛岡』2周年記念講演会(マリオス福岡地域交流センターに於いて)で『21世紀の新渡戸稲造の相関図』で、講演する機会が与えられた。
講演に先立ち、『新渡戸基金』の内川頴一郎理事長にお逢いした。新渡戸稲造の生涯についって、純度の高い、深い、お話をお聞きした。スケールの大きい『新渡戸稲造記念「糖尿病と癌」研究センター』設立の夢も伺った。大いに感服した。大変貴重な一時となった。

平成28年度 教育計画研修プログラム『看護に求められているがん患者の社会的問題への対応』(日本看護協会神戸研修センターに於いて)で、『がん患者との「対話」を通した患者支援 〜 言葉の処方箋がん哲学外来の取り組み〜』で、講演する機会が与えられた。
講演後は、神戸薬科大学の先生・学生と楽しい昼食の時を持ち、淀川キリスト教病院での『がん哲学外来』に赴いた。柏木哲夫理事長、渡辺直也病院長、各診療部長、患者支援センターよろず相談室のスタッフの方も見学され、大いに感激した、大変貴重な、歴史的な一時でもあった。

出雲市役所での講演『Medical Village構想 &がん教育』で帰郷する機会が与えられた(主催:出雲市議会・出雲市)。
筆者の地元「鵜鷺=鵜峠+鷺浦」からも多数の参加者があり大盛況であった。議長・副議長をはじめ、『Medical Village 構想 in 出雲・鵜鷺』運営委員会の設立記念日ともなった。歴史・時代の大きなうねりを肌で感じた。
天皇誕生日は、第8回『“がん”を語り合う会』(主催:豊橋・生と死を考える会、ほいっぽ講堂に於いて)での、講演会『がん哲学外来〜勇気・冷静・知恵そしてニューモア〜』に赴いた。会場は満席で感激した。