喜びカタツムリの便り 第2期30号

喜びカタツムリの便り 第2期30号
発行者  宮村武夫

郵便番号133-0051
東京都江戸川区北小岩2−8−8−402
メ−ル・アドレス:miyamura@send.jp
携帯番号:090 -3323 -2206
電話・ファックス 03 -5876-8660
http://d.hatena.ne.jp/kimiyom/
振替口座番号 00240‐0‐82660
   2016年10月3日
イザヤ書46 章3、4 節
「わたしに聞け、ヤコブの家と、イスラエルの家のすべての残りの者よ。
胎内にいる時からになわれており、
生まれる前から運ばれた者よ。
あなたがたが年をとっても、わたしは同じようにする。
あなたがたがしらがになっても、わたしは背負う 。
わたしはそうしてきたのだ。なお、わたしは運ぼう。
わたしは背負って、救い出そう。」

マタイ11章28、30 節
「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。
わたしがあなたがたを休ませてあげます。
わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って 、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」

[1] 序
確かに8月と9月の日々は対比的でした。8月は、沖縄を訪問した7月の見聞を回顧し、関東を留守にした間にできなかったことを取り戻す側面がありました。メールは沖縄にいた期間も、基本的には平常通り応答を続けていました。しかし、手紙のは8月になって返事をしなければなりませんでした。しかもまだまだ返事を出したいものが幾通も残っています。久し振りで、メール以前の手書きの手紙時代の制約とそれゆえの喜びを味わいました。
9月からの日々と言えば、秋からの営み、さらに来年からの歩みの展望。その基盤としての聖書の見方と聞き方の根源的結びつきの確認とその内実の見通しの機会でした。そうです、主にある未来・将来を思い巡らす期間ともなりました。

[2]2016年9月の報告
  9月の二つの集会が、特に印象的で、忘れ難いものです。
(1)宇都宮キリスト集会・ちいろば聖書集会合同聖会
    場所:オリーブの里
   主題:「有機農業、では有機神学は」
   主題聖句:マタイ28:20、使徒の働き20:27,28:30,31。
   主題聖句を手掛かりに、聖書の読み方(聖書解釈)の基盤を集中的に掘り下げ、思い巡らしました。
    
★宇都宮キリスト集会とちいロバ聖書集会の中心となっている坂本道子姉と鮫島茂・ひふみ夫妻は、1969年4月、東京キリスト教短期大学で、私が最初に担当した1年生の一員でした。50年近く前の話です。
 当初、私は新約関係の担当でしたが、その秋に、思わない事態になりました。ホーク学長に呼ばれ、先生が教えて来られた聖書解釈の授業、翌年から担当するように依頼を受けたのです。
かくして、聖書解釈は私の人生の詩(うた)となり、キリスト神学校や沖縄聖書神学校でも担当しました。「木は実によって判断される。人は生きているようにしか聖書を解釈出来ないし、聖書を解釈しているようにしか生きることが出来ない」が、私の「聖書解釈の基盤と方法(論)をめぐって」(宮村武夫著作5『神から人へ・人から神へ「聖書・神学」考』277−300頁)の結びの結びです。

(2)第三八回 内村鑑三研究会
日時 2016年9月19日(月曜日・祝日) 14時―17時
場所 今井館聖書講堂
   152−0031
   東京都目黒区中根1−14−9
研究報告
 内村鑑三と金教民・矢内原忠雄・佐藤司郎
        森山浩二(「日韓青年友和の会」代表)
近代宗教史のなかの内村鑑三
        島薗進上智大学大学院教授)
主催 『内村鑑三研究』編集員会

★1959年、19歳の時、日本クリスチャンカレッジ2年生のレポート「教育者としての内村鑑三」を書き、それが私の生涯を貫き導きとなり続けてきました。今また、同じ内村が、今度は「ジャーナリストとしての内村鑑三」として、70代後半の私を先導してくれているのです。厳粛な導きに感謝を深めています。

ジャーナリストとは、定期的な刊行物を通して、時事的な報道や意見を伝える仕事に従事する人々の総称といわれます。そうであれば、内村は生涯の一時期新聞社で働いていたからジャーナリストの側面があるといった話ではない。1900年に創刊した『聖書之研究』を1930年まで専心継続した、いわばオーナージャーナリストであり、ジャーナリスト中のジャーナリストなのです。内村はジャーナリストをやめて、伝道活動へ転身したのでない。ジャーナリストとして伝道者、真の伝道者であるから、志に生きるジャーナリストでもあるのです。
2014年2月、無教会の那覇聖書研究会の主日礼拝後の集会で、敬愛する平良修先生が「冷徹、かつ火のように燃える聖書人」と私を紹介、励ましてくださった事実を感謝し、責任を痛感しています。
「ジャーナリストとしての内村鑑三」の課題を、忍耐と希望(ローマ8:25)をもって受け止め、少しでも本格的な思索を続けたいのです。そのため、内村鑑三研究会は、幸いな機会です。

★9月28日(水)午後3時、『内村鑑三研究』編集員会の一員、ICUの千葉眞先生が、神田岩本町クリスチャントゥデイ事務所を訪問くださいました。
 予測した以上で互いに驚きました。永田竹司先生や新井明先生をはじめ、私たちの共通の友人が七重、八重です。
矢田社長と行本記者を加え、実に心満たされた対話の3時間でした。

[3]2017年2月沖縄訪問に備えて
期間:2017年2月4日(土)−2月28日(火)

滞在:2月4日(土)−18日(土)那覇市新都心東横イン
   2月19日(日)−25日(土)名護市、名護チャペル
   2月26日(日)−28日(火)宮村新・まどか宅

目的:主日礼拝、祈祷会など各種集会で宣教、講演など
   個人、家族、グループなど交流
   クリスチャントゥデイ紹介、報道関係など、広い分野の方々との交流

連絡:宣教の機会など各種連絡
   携帯番号090−3323−2206
   メール・アドレス miyamura@send.jp
郵便番号 133-0051
住所 東京都江戸川区北小岩2−8−8−402
  
[4]祈りと協力のお願い
(1)2016年10月以降主日礼拝を中心に
10月 2日(日) 小岩栄光キリスト教主日礼拝出席
   9日(日) ちいろば聖書集会主日礼拝宣教、午後聖書塾
   16日(日) 同盟キリスト教団下北沢聖書教会主日礼拝宣教
23日(日) 東京チャペル主日礼拝宣教
   30日(日) 宇都宮キリスト集会主日礼拝宣教、午後聖書神学教室
11月 6日(日) 聖公会聖救主教会主日礼拝出席
         午後4時 JECA富士見ヶ丘キリスト教会燻製の会宣教
   13日(日) ちいろば聖書集会主日礼拝宣教
   20日(日) 東京チャペル主日礼拝宣教
   27日(日) 千葉県酒々井・三上宅主日礼拝宣教

12月 4日(日) 未定
   11日(日) ちいろば聖書集会主日礼拝宣教
   18日(日) 東京チャペル主日礼拝宣教
   25日(日) 宇都宮キリスト集会主日礼拝宣教、クリスマス祝会


(2)著作・執筆活動を中心に
①宮村武夫著作全8巻
 既刊6巻の購入希望の方は、宮村にご連絡ください。
また3巻『コリント人への手紙 第一』と4巻『テサロニケ人への手紙他』の刊行実現のため続けてお祈り頂ければ、うれしいです

②『哀歌講解説教 ―哀歌をともに― 』、2013年11月発行、700円、
『ルカの福音書 味読・身読の手引き』1、2、3、2014年2月、4月、6月発行、各700円購入希望の方、宮村に連絡ください。
続いて、『使徒の働き 味読・身読の手引き』4分冊など今後の出版を願っています。これは、クリスチャントゥデイ掲載の連続コラムを出版、活用する道の模索です。

(3)宮村夫妻支援方法
宮村夫妻の宣教活動を祈り支援くださり深い励ましです、感謝します。
経済的支援は、郵便振替 振替口座番号 00240‐0‐82660 
ゆうちょ銀行 普通預金 店番018 口座番号2092174をご利用ください。

(4)クリスチャントゥデイについて
事務所 〒101-0032東京都千代田区岩本町2-13-6ミツボシ第3ビル4階
03−5829−4627、来訪歓迎。宮村は、原則水曜と金曜事務所に出かけます。
最近、来訪者の方々と興味深い話し合いの時が実現しています。

(5)自己紹介
宮村武夫
1939年1月21日 東京深川生まれ、開成高校時代 キリスト信仰へ導かれる。埼玉寄居、東京青梅、沖縄首里の教会牧会。その間、3神学教育機関と一大学で教育に従事。
現在、宇都宮キリスト集会・ちいろば聖書集会牧師、クリスチャントゥデイ編集長、名護チャペル協力宣教師。