沖縄県:特別鼎談 平良修氏・佐喜眞道夫氏・宮村武夫氏 「沖縄と大和―その溝に立ち―」7月22日

沖縄県:特別鼎談 平良修氏・佐喜眞道夫氏・宮村武夫氏 「沖縄と大和―その溝に立ち―」7月22日

石川福音教会牧師 重元清 
  沖縄の宜野湾市に佐喜眞美術館があります。米軍の施設である普天間飛行場の一角の土地を、個人的に交渉した結果、返還され建てられました。空から見ると普天間飛行場に打ち込まれたクサビのように見える美術館です。
「沖縄の戦の図」(丸木位里・俊)を中心に作品が展示されていますが、この美術館で、7月22日(金) 「沖縄と大和 ーその溝に立ちー」というタイトルで、集会を開く事になりました。

パネラーの平良修氏は、沖縄で最もラデイカルに「反戦・平和」の道を押しすすめて来られたウチナーンチュ(沖縄生まれの)牧師です。
佐喜眞道夫氏は、佐喜眞美術館の館長で、個人的に土地を返還してもらい、美術館を建てられた方。22歳まで熊本、その後は沖縄ですから沖縄と大和とのハーフのような方。
そして宮村武夫氏は、沖縄で26年間牧会をなされ、沖縄で聖書を読むだけでなく「聖書で沖縄を読む」事を考えてこられたヤマトンチュー牧師になります。
この三名の方々をパネラーとして「沖縄と大和の間にある溝」をどのような視点で見てこられたのか、語っていただき、フロアーからの意見交換もしていただく集会を期待しています。

沖縄の問題は政治的レベルで議論されることが多いのですが、「こういう集会が宗教者を中心に、それも沖縄で考えられているのは興味深いですね」と感想を述べてくださった方があります。誰でも参加できる集会です。沖縄県外からも参加してくださる方が起こされれば感謝です。