特別な意味を持つ書

1982年11年、『存在の喜び―もみの木の十年−』を発行した際、高橋三郎先生から、月間『十字架の言』を通して受けてきたご指導への感謝を込めて、高橋先生に、同書と共に、初めての手紙を差し上げました。
 
 高橋先生は、とても喜んでくださいました。それ以後は、『十字架の言』と共に文通を通して、主にある交わりは、深められました。
 特に長男・忍望が、三重県の愛農高校へ入学したこと。担任の尾形先生から、沖縄の宮城航一・さゆりご夫妻を紹介して頂き、1986年4月沖縄への移住後は、宮城宅で持たれていた、毎月の『十字架の言』読書会に参加、主にある交わりは、十重二十重の深まりをましました。

 高橋先生が、1994年交通事故に遭われ、73歳から89歳まで16年間病床にあって口述筆記された文章を中心とする本書は、これからの私の歩みにとり、特別な意味を持ちます。感謝。