「無教会全国集会2015生けるキリスト」


このたびは、労作「無教会全国集会2015生けるキリスト」を、係りの方がご恵送くださり、心より感謝しました。
 2011年5月、25年の沖縄滞在から関東に戻って以来、毎年無教会全国集会に参加でき喜んでおります。特に、毎年実に充実した報告書を手にして熟読することにより、集会のメッセージが受肉される事実を覚えます。

今回は特に韓国からの吉廣雄先生の特別講演「韓国における無教会の歴史と現状」を深い関心をもって、私なりの無教会についての知識を総動員して読みました。
 19歳の時、内村鑑三全集に出会い、特に書簡と日記を中心にして、教育学のレポート「教育者としての内村鑑三」(宮村武夫著作集第一巻「愛の業としての説教」)を書く機会を与えられました。この経験が、高橋三郎先生からの『十字架の言葉』を通してのご教示、沖縄での宮城航一・さゆりご夫妻をはじめ、那覇聖書研究会の兄姉との交流、日本女子大での新井明先生との出会いなどなど、今日まで展開しています。
 上記の歩みをなしてきた私は、今回、韓国教会の一部から異端と断定し非難される中で、なお信仰の純粋性を保持し、生けるキリスト信仰を貫いてきた韓国無教会の歩みを聞き読みながら深く共鳴しました。感謝です。