2015年3月24日(火)③「世の真っただ中に毅然として共に立ち、傷だらけになりつつも

 2015年3月24日(火)③「世の真っただ中に毅然として共に立ち、傷だらけになりつつも」

昨年4月からのクリスチャントゥデイの働きの1年間を回顧しながら、4月からの歩みを展望する時、畏友湊明子先生が、宮村武夫著作7『存在の喜び』の巻頭言、「存在(to be)の喜び」でお書き下さり、励ましてくださったことが心に迫ります。
 沖縄から25年ぶりに関東に戻るときに願っていたように、神学校教育に従事するとは違う場で、神学教育、さらには自分の生涯の召命と受け止める説教者の道を、一般的とは言えない方法で果たす日々の中で、
 「・・・ 私は若き日に東京女子大学に於いて、初代学長新渡戸稲造の人格論、”to be”の教育を受けていたからこそ、あの研究室で宮村先生の「存在の喜び」に、心底“to be”の応答をもってあれだけ燃えることが出来たと思う。
賀川豊彦は『永遠の青年』の中で、「巨大なる世界人―イナゾウ・ニトベ!」と表現した。私は、半世紀に亘る宮村先生との交流を総括して、「偉大なる青年―タケオ・ミヤムラ!」と表現させていただきたい。
これからも日本の青年たちのために、洞窟の中で神学を語るのではなく、世の真っただ中に毅然として共に立ち、傷だらけになりつつも、天に迎えて頂けるその日まで、「存在の喜びを」、「”to be” の喜び」を 、宣べ伝え続け、良き模範を残して下さると期待している。・・・」