喜びカタツムリの便り 第2期10号

喜びカタツムリの便り 第2期10号

発行者  宮村武夫
〒133-0051
東京都江戸川区北小岩2−8−8−402
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   2015年1月24日

イザヤ書46 章3、4 節
「わたしに聞け、ヤコブの家と、イスラエルの家のすべての残りの者よ。
胎内にいる時からになわれており、
生まれる前から運ばれた者よ。
あなたがたが年をとっても、わたしは同じようにする。
あなたがたがしらがになっても、わたしは背負う 。
わたしはそうしてきたのだ。なお、わたしは運ぼう。
わたしは背負って、救い出そう。」

マタイ11 2章28、30 節
「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。
わたしがあなたがたを休ませてあげます。
わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って 、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
わたしのくびきは負いやすく、
わたしの荷は軽いからです。」

[1]序 
日本基督教団田園調布教会の信徒であり、国際ジャーナリストとして活躍する後藤健二さんが、昨年日本を後にする最後の文章として、「戦争に行くという意味」と題する、深い思索からの論考(連載コラムの最初の記事)を書いてくださいました。http://www.christiantoday.co.jp/articles/14394/20141026/goto-kenji.htm
それに先立つ、クリスチャントゥデイ記者による後藤さんについての、やはり優れたインタビュー記事と合わせて、 今回の後藤さん拘束がテレビや大手新聞のニュース報道で紹介された後、実に多くの方々が二つの記事を読んでくださいました。 
日本のプロテスタントの団体二つから取材拒否の声明が出され、以下の文章に書いたように、制約を受けながら活動して来た、クリスチャントゥデイの一同にとっては、驚きでした。

「取材拒否を受ける恵み
 クリスチャントゥデイの編集長としての歩みを始めて驚いた意外な経験は、取材拒否を受けることです。
 これは、取材に当たる記者の場合、より直接な葛藤です。他の報道機関で働いたことのある方々も、取材拒否など初めての経験だと戸惑われるのです。
 戸惑うのも無理のないことです。相撲取りが、土俵の下から土俵に上り、いざ勝負と集中する矢先、土俵に入ること自体を拒絶されるようなものですから。
 クリスチャントゥデイの取材は受けないことになっている、遠慮ください。平然と取材拒否がまかり通るのです。土俵に登れなければ、勝負になりません。

 しかし良くしたものです。俗に言う通り、
「捨てる神あれば拾う神あり」なのです。
  確かに一方では、自分自身の確信と覚悟からではなく、組織の縛りや風聞をもとに取材拒否がなされる、しかし他方では、自分の目と頭で、クリスチャントゥデイの紙面を実際に読み、自らの主体的な判断をなす。取材を受けるばかりか、コラムニストとなり執筆を引受けて下さるのです。
 思わざる方々のユニークな入魂の文章が、紙面に登場する準備が導かれています。
「黙れば、石が叫びます」(ルカ19章40節)。
 
取材拒否を受ける経験は、記者個人にとっても恵みとなっていると私は判断しています。
平然とあるいはびくびくしながら取材拒否する側ではなく、明確な理由も示されずに取材拒否を受ける側の視点に立ち、この世の様々な差別を含む現実を取材し、記事に書けるのですから、まさに取材拒否を受ける恵みです。」

その後クリスチャントゥデイに掲載された、後藤さんの所属教会牧師についての記事を読み、この牧師にして、この信徒ありと覚えました。クリスチャントゥデイの一同も。お二人の釈放のため祈りを合わせています。https://www.facebook.com/takeo.miyamura.1

[2]2015年2月沖縄訪問・宣教 
2015年も、2月は沖縄訪問・宣教です。2011年5月、25年ぶりに沖縄から関東に戻って以来4度目になります。沖縄を離れて、沖縄との絆がますます固くされています。

確かに、私たちなりに心血を注いだ、首里福音教会の講壇から宣教出来ないばかりか、訪問も許されないのは事実です。
 私が後任牧師として紹介したY氏の、按手礼論文について宮村が疑義を覚えてなした発言を首里福音教会に対する侮辱とする主張が、10年たっても影響しているためです。確かに幾人かの人々の危惧や忠告を無視して、独断的に主任牧師として宮村が紹介したのですから、蒔いた種を刈り取っているわけです。
 
しかし、その中でも、Ⅱテモテ4章2節、「みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい」に応答することは、許されています。

現在、以下の諸集会出席や宣教担当を予定しています。
2月1日(日)那覇聖書研究会主日礼拝宣教担当、交わり会
2月3日(火)首里朝祷会宣教担当
2月4日(水)日本キリスト教会沖縄伝道所祈祷会出席
2月8日(日)沖縄グレイスチャペル主日礼拝宣教
2月9日(月)「女性教職者の制約と特別な役割」集会での宣教担当
2月11日(水)信教の自由祈祷会参加
2月13日(金)オリブ山病院職員礼拝宣教
2月15日(日)日本福音キリスト教会連合 石川福音教会主日礼拝宣教担当
2月19日(木)牧師研修。交わり会
2月20日(金)那覇聖書研究会女性会、読書会参加
2月22日(日)名護チャペル主日礼拝宣教担当
2月24日(火)−26日(木)沖縄宣教研究所、富阪クリスチャンセンター合同研修会参加

今後も夕拝その他の機会での宣教や個人的な面談など各種の可能性があります、ご連絡ください。宣教や面談のためお祈り頂ければ嬉しいです。

[3]2015年4月から2016年3月の主日礼拝、その他
 主の導きを求めつつ、2015年4月から2016年3月までの宣教活動について、私の年齢や障害のことを考慮しながら、予定を祈り考えています。
宇都宮キリスト集会主日礼拝宣教や午後の聖書神学教室の学び、グレイス宣教会東京チャペル主日礼拝、4月から月1回東京プレヤーセンターでの聖書セミナー、8月宮崎、熊本での宣教などを予定しています。
さらに主日礼拝の他、修養会、講演会、聖会、セミナーなどの集中的な宣教の機会についてもご連絡頂ければ幸いです。
特に集中的な宣教。こんな場所で宣教が可能かと驚かれるような機会が開かれるよう、お祈り頂ければ嬉しいです。

[4]祈り、協力の課題
(1)宮村武夫著作⑧『ヨハネに見る手紙牧会―その深さ、広さ、豊かさ―』の刊行
 
(2)『哀歌講解説教 ―哀歌をともに― 』、2013年11月発行、700円
『ルカの福音書 味読・身読の手引き』1,2014年2月発行、700円
『ルカの福音書 味読・身読の手引き』2、2014年4月発行、700円
『ルカの福音書 味読・身読の手引き』3、2014年6月発行、700円
 購入希望の方は、宮村にご連絡ください。
購入や紹介などご協力頂けますと、すでに原稿が用意できている、『使徒の働き 味読・身読の手引き』などの刊行の資金的助けとなります。

(3)宮村夫妻支援方法
宮村夫妻の宣教活動を祈り支援下さり感謝します。
経済的支援は、
郵便振替 振替口座番号 00240‐0‐82660 
ゆうちょ銀行 普通預金 店番018 口座番号2092174をご利用下さい。

クリスチャントゥデイ
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クリスチャントゥデイの働きについては、http://www.christiantoday.co.jp/を参照ください。
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自己紹介
宮村武夫

1939年1月21日 東京深川生まれ、
開成高校時代 キリスト信仰へ導かれる。
宇都宮キリスト集会牧師、クリスチャントゥデイ編集長、名護チャペル協力宣教師。