喜びカタツムリの便り 第2期8号

喜びカタツムリの便り 第2期8号
発行者  宮村武夫
〒133-0051
東京都江戸川区北小岩2−8−8−402
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   2014年11月29日

イザヤ書46 章3、4 節
「わたしに聞け、ヤコブの家と、イスラエルの家のすべての残りの者よ。
胎内にいる時からになわれており、
生まれる前から運ばれた者よ。
あなたがたが年をとっても、わたしは同じようにする。
あなたがたがしらがになっても、わたしは背負う 。
わたしはそうしてきたのだ。なお、わたしは運ぼう。
わたしは背負って、救い出そう。」

マタイ11 2章28、30 節
「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。
わたしがあなたがたを休ませてあげます。
わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って 、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
わたしのくびきは負いやすく、
わたしの荷は軽いからです。」

[1]序 
今年も、アドヴェント待降節の季節となりました。
そして今、どのような事態に直面しても、「人生万事、塞翁が馬」との古代中国から伝えられる洞察や「冬来たりなば、春遠からじ」と歌う詩人の真っ直ぐな心に共感しながら励まされています。
 しかし何と言っても、聖書をメガネに、恵みから恵みへの歩みと告白できる事実、感謝です。そうです、喜びと苦しみは両立すると、詩篇を読みながらまた私たちの現実生活において実感しています。
 

[2]11月の恵み感謝
11月、二つの集会を固く結び合わされた一つの恵みとして受け止めました。
①11月4日(火)−6日(木)、奈良県生駒市で開かれた、日本福音主義神学会 全国研修会参加と
②11月19日(水)の御茶ノ水クリスチャンセンターの東京プレヤ−センタ−での「聖書をメガネとして(全4回)」の3回目
この二つ集いです。
「いざ、お茶の水へ」との題で、以下のようにブログで報告しました。

いざ、お茶の水
今日(11月19日)、これから、御茶ノ水クリスチャンセンターの東京プレヤ−センタ−へ。
14:00−16:00、「聖書をメガネとして(全4回)」の3回目の集い、生活のただ中で聖書神学の学びです。
 主題は、「新旧約聖書を貫く三本の柱」。最初の聖書神学者と呼ばれるエイレナイオスに導かれながら、私たちの聖書の味読・身読のため手引きとなればと願っています。
1970年、上智大学神学部で、恩師ペテロ・ネメシェギのもとで学ぶ中で、エイレナイオスに出会いました。その後私なりの学びを続け、また神学機関の聖書解釈の授業や書き物などで確信するところを伝えて来ました。
 他方、説教者としての立場を自覚する者として、エイレナイオスと本格的に取り組む方が起こされるように祈ってきました。
今回、エイレナイオスについて、南山大学で学びを深めている大庭貴宣先生の論文、「エイレナイオスにおける『神の両手』の置き換えの思想−『御言葉と知恵』から『御子と聖霊』へ」を精読、心満たされながらお茶の水へ向かいます。
 大庭貴宣先生は、私同様、渡邊公平先生の導きを深く受けた、畏友清水武夫先生の牧会されている教会の出身です。

年若き時、、創世記1,2章の重要性とアウグスティヌスに至る三位一体論の形成史を渡邊先生から徹底的に学んだことを改めて感謝しています。渡邊先生のご指導が、エイレナイオス受容の備えとなりました。
 生駒の集会から帰った直後、初対面であった大庭貴宣先生から、心のこもったメールを受け取り心底共鳴、深い喜びでした。

いざ、お茶の水へ その2
エレナイオスをめぐる、新たな対話の始まりと共に
★大庭貴宣先生→宮村武夫
 「先生とお会いすることができ、本当に嬉しく思います。
また論文も読んで頂き感謝です。これからも研究に励みたいと思います。先生とまたお会いし、お話できる日を楽しみにしています。」

★宮村武夫→大庭貴宣先生
「頌主
 コメント感謝します。
大庭先生の論文を精読しながら、
鳥巣義文先生の、『エイレナイオスの救済史神学』からの引用は、
鳥巣先生の著書に戻り、前後関係に意を注ぎながら読み、
善き指導者の下で、研究を進めておられる事実を確認できました。
 2006年の沖縄での出来事のため、大部分の蔵書を、諸図書館や 
個人に贈呈した後も、、『エイレナイオスの救済史神学』は、手元に残し、
関東に持ち帰りました。2003年8月に、心のこもった葉書と共に、
鳥巣先生が恵送下さったのです。
 私も、今後の大庭先生との対話が楽しみです。
 忍耐と希望(ローマ8:25)
 宮村武夫・君代」

いざ、お茶の水へ その3
生駒での全国研修会直後に
★大庭貴宣先生→宮村武夫
「宮村先生、研究会議でお会いすることができ、本当に嬉しかったです。
先生のご意見はどれも同意できるものでした。
 
 今回の研究会議では聖霊の働きや教会が語られることが少なかったと思います。私が調べたことですので、間違いがあるかもしれませんが、そもそものJETS(日本福音主義神学会)の始まりは、教会の若手牧師の教育的側面もあったと感じます。もしそうであれば、「聖書信仰」を語りながら、聖霊、教会と結びつけられないことに違和感を感じますし、「若手」の牧師として不安も感じました。
 私も発熱してしまい本当に足りない発表となりました。残念に思うと同時に自らの足りなさを認め、これからも研鑽を積ませて頂くほかないと感じています。
 これからますます寒くなります。お体を大切になさってください。先生との出会いを与えてくださった主をほめたたえます。主にありて、大庭貴宣」

★宮村武夫→大庭貴宣先生
「大庭先生
頌主
 メール感謝します。
何回か読み返し、感謝を深めました。
先生との出会い、清水先生に報告しました。

 渡邊公平の蔵書が、キリスト聖書神学校の図書館にあると聞き、
貴神学校に、以前から興味を持っていました。
今回の先生との出会いで、さらに一段と貴神学校に親しみを感じています。

 制約を越えて、訪問するような機会があれば嬉しいです。
明日の主日礼拝の上に祝福が豊かにありますように。
忍耐と希望(ローマ8:25)
 宮村武夫・君代」

またクリスチャントゥデイ紙でも、報告しました。
「11月4〜6日、日本福音主義神学会の第14回全国研究会議に参加し、幾つか講演を聞き、質疑応答に加わり、それなりに充実した時を持て迎えた3日目の朝食の時間でした。      
今回の講師の一人のT先生と、久し振りに率直な話し合いができました。一つの課題は、聖書解釈における聖霊ご自身の導きの重要性をめぐるもので、徹底的な聖霊信仰と徹底的な聖書信仰の不可分な関係についての私の年来の提唱に、T先生が基本的にご賛同くださり、嬉しい驚きでした。
さらに喜びの指摘を頂きました。クリスチャントゥデイの働きに参与するようになった経過を手短に報告、年若き時からの説教者としての生涯と今回従事するようになった編集者としての営みの一貫性を申し上げたのです。
神の恵みの事実を記録する聖書のメッセージを、今、ここでの恵みの事実として、ことばで伝える説教者。
他方、社会のただ中での出来事をことばで記し、記された言葉を読む人の心、さらに生活と生涯の中で新たな出来事が生まれるように期待する小社の志。この両者の同一性の話題をめぐりやり取りをしている最中に、「福音書記者も新聞記者も、同じく記者」と、T先生は実に自然体で「あっさり」と指摘なさいました。
私はと言えば、「同じ記者」とのことばの共鳴を心に響かせながら、ルカの福音書の序文・1章1〜4節、「すでに教えを受けられた事がらが正確な事実である」(1章4節)を特に覚えたのです。
かくして私たち二人は、食堂から一番最後に出て行くことになりました。」

[3]12月の歩み
御茶ノ水クリスチャンセンターの東京プレヤ−センタ−で
「聖書をメガネとして(全4回)」の最後・4回目の集い、以下のような予定です。
 ★12月10日(水)14:00−16:00 
テーマは、「忍耐と希望−御茶ノ水で聖書を、聖書で御茶ノ水への展望−」です。
連絡先 千代田区神田駿河台2-1 御茶ノ水クリスチャンセンター404号
電話&FAX:03・5577・6365

[4]宣教計画
(1)2014年4月から2015年3月の期間、主日礼拝を中心に宣教を続けています。
 1月4日、1月25日、3月1日の主日礼拝の宣教が可能です、ご連絡ください。
  
(2)12月の主日礼拝の予定
12月7日(日)小岩栄光キリスト教主日礼拝出席
12月14日(日)グレイス宣教会(大阪、八尾)東京チャペル主日礼拝宣教 
12月21日(日)宇都宮キリスト集会主日礼拝宣教 聖書神学教室
12月28日(日)国際センド宣教団 所沢恵み教会主日礼拝宣教
 
(3)沖縄訪問・宣教 
 2015年2月、沖縄訪問・宣教を祈り備えています。
2月1日(日)那覇聖書研究会主日礼拝宣教担当
2月15日(日)日本福音キリスト教会連合 石川福音教会主日礼拝宣教担当
2月22日(日)名護チャペル主日礼拝宣教担当
週日には、女性集会など予定。
主日礼拝その他の機会での宣教や個人的な面談など各種の可能性があります、ご連絡ください。

(4)来年2015年4月からの主日礼拝、その他
 主の導きを求めつつ、2015年4月から2016年3月までの、宣教活動について、私の年齢や障害のことを考慮しながら予定を考え始めています。
主日礼拝の他、修養会、講演会、聖会、セミナーなどの集中的な宣教の機会についてご連絡くだされば、嬉しいです。

★『ルカの福音書 味読・身読の手引き』1、2月1日発行、700円
『ルカの福音書 味読・身読の手引き』2、4月10日発行、700円
『ルカの福音書 味読・身読の手引き』3、6月10日発行、700円
 購入希望の方は、宮村にご連絡ください。
購入や紹介などご協力頂けますと、すでに原稿が用意できている、『使徒の働き 味読・身読の手引き』などの刊行の資金的助けとなります。

★宮村夫妻支援方法
宮村夫妻の宣教活動を祈り支援下さり感謝します。
経済的支援は、
郵便振替 振替口座番号 00240‐0‐82660 
ゆうちょ銀行 普通預金 店番018 口座番号2092174を通してお願いします。

宮村武夫
1939年1月21日 東京深川生まれ、
開成高校時代 キリスト信仰へ導かれる。
宇都宮キリスト集会牧師、クリスチャントゥデイ編集長、名護チャペル協力宣教師。

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