喜びカタツムリの便り 第2 期6 号

喜びカタツムリの便り 第2 期6 号
発行者 宮村武夫
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2014年9月27日

イザヤ書46 章3、4 節
「わたしに聞け、ヤコブの家と、イスラエルの家のすべての残りの者よ。
胎内にいる時からになわれており、
生まれる前から運ばれた者よ。
あなたがたが年をとっても、わたしは同じようにする。
あなたがたがしらがになっても、わたしは背負う 。
わたしはそうしてきたのだ。なお、わたしは運ぼう。
わたしは背負って、救い出そう。」

マタイ11 2章28、30 節
「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。
わたしがあなたがたを休ませてあげます。
わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って 、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
わたしのくびきは負いやすく、
わたしの荷は軽いからです。」

[1]序
2014 年4 月からのクリスチャントゥデイ編集長の歩みも
6 箇月の節目を通過、10 月からは1 年目の後半を迎えます。
そうした中で9 月から10 月への移行、秋の深まりを実感する日々となります。

[2]9月の恵み感謝
4 月からクリスチャントゥデイ編集長として6 箇月を経過する中で、以下の文章を書きました。説教者としての自覚の再確認です。

「今年4月に本紙編集長としての歩みを始め、今や6カ月が経過しようとしています。思いを越えた出発でした。しかし最初の半年の日々の間に、エステル記4章14節『この時のためである』は、今までの歩みを振り返って、心の奥底から深いうなずきとなりました。
1958年秋、2人の婦人宣教師の祈りと愛の支援を受け、埼玉県寄居の開拓教会で講解説教を開始。それ以来、全ての学びは説教者としての整えのためと理解してきました。
また、神学教育の場などで語ってきたこと、さらにさまざまな機会や方法で執筆してきた全ては、教会の講壇から宣べ伝えた説教を基盤とする説教者のそれと深く自覚しています。
そして説教者とは、神の恵みの事実・できごと(詩篇119篇64節「【主】よ。地はあなたの恵みに満ちています。あなたのおきてを私に教えてください」)をことばとして記録する聖書の事実を、今、この場の事実として宣言する役割を担う者です。ですから、説教者は、徹頭徹尾事実に根差し、ことばに生きる者です。事実から離れて生きられず、ことばなしには存在できないのです。
75歳まで説教者として、『事実とことば』に基づき生かされてきた全ては、『この時のためである』と受け止めるのです。
10月から来年3月までの6カ月、本紙編集長として日々歩む営みが、『事実とことば』に基づくゆえに、説教者として生き抜くためにいかに助けとなるか実証したいと願うのです。
そうです。クリスチャントゥデイの報道と論説が、その多様な展開を貫いて、『事実とことば』の一点に統一性を持ち、現代日本における聖書をメガネに宣言される説教と、生きた関わりを持ち続けるよう期待しているのです。」

[3]10月の歩み
毎週の主日礼拝を中心にした歩みの上に、特に二つの特別な予定があります。
(1) 無教会全国集会2014参加
日時 10 月4 日(土)、5 日(日)
場所 市川市 山崎製パン企業年金会館3F「陽光の間」
主題 「主に生かされて―共に生きるために」

全国集会には、この4 年連続して参加しています。沖縄での那覇聖書研究会の方々との主にある親しい交わりも、沖縄から離れて後、ますます深められています。
内村鑑三は、今、新しい視点から、私にとり導きになっています。その一面をクリスチントゥデイで、以下のように報告しました。

「ジャーナリストとしての内村鑑三『現代ジャ−ナリズム事典』(三省堂)の刊行を記念して、記念シンポジュームが、6 月28 日(土)専修大学神田キャンパスで、「ジャ−ナリズムの今―直面する危機をどう乗り越えるか」の主題で開催されました。何かの力に引きつけられるように、雨の中杖を突き、同伴者に助けられながら駆けつけました。脳梗塞発症後のカタツムリの歩みで。
他方111 年前・1903 年6 月30 日、内村鑑三が、万朝報に発表した、「戦争廃止論」を、もこの期間、胸を熱くし繰り返し熟読し、またこの文について語っても来ました。
かくして、「ジャーナリストとしての内村鑑三」が、今や抜き差しならぬ私の課題です。
1959 年、19 歳の時、日本クリスチャンカレッジ2 年生のレポート・「教育者としての内村鑑三」(宮村武夫著作Ⅰ『愛の業としての説教』166 頁以下)を書き、それが私の生涯を貫き導きとなり続けて来ました。
今また、同じ内村鑑三が、今度は、「ジャーナリストとしての内村鑑三」として、75 歳の私を先導してくれるのです。厳粛な思いで導きに感謝を深めています。
ジャーナリストとは、定期的な刊行物を通して、時事的な報道や意見を伝える仕事に従事する人々の総称と言われます。そうであれば、内村は、生涯の一時期新聞社で働いていたからジャーナリストの側面があると言った話ではない。
1900 年創刊した、『聖書之研究』を1930 年まで専心継続した、言わばオーナージャーナリストであり、ジャーナリスト中のジャーナリスなのです。
内村はジャーナリストを止めて、伝道活動へ転身したのでない。ジャーナリストとして伝道者、また真の伝道者であるから、志に生きるジャーナリストでもある。
この2 月、無教会の那覇聖書研究会の主日礼拝後の集会で、敬愛する平良修先生が、「冷徹、かつ火のように燃える聖書人」と私を紹介励まして下さった事実を感謝し、責任を痛感する者として、「ジャーナリストとしての内村鑑三」の課題に、忍耐と希望(ローマ8:25)をもって受け止めたいのです。

沖縄で蔵書の大部分を整理しましたが、内村鑑三全集と関連のものは、今も手元にあります。書簡と日記を中心に、少しずつ再読したいと願っています。

(2)御茶ノ水クリスチャンセンターの東京プレヤ−センタ−で。
聖書神学教室の2回目です。
10月8日(水)14:00−16:00 「聖書釈義と聖書解釈の違いと関係」
「あの時、あの場所での意味」を求める釈義に対して、「あの時、あの場所での意味」と同時に、「この時、この場所での意味」を初めから課題にする聖書解釈が説教に持つ決定的な意義を探ります。

次回11月19日(水)14:00−16:00 「聖書を貫く三本の柱」
第4回12月10日(水)14:00−16:00 「忍耐と希望−御茶ノ水で聖書を、聖書でお茶水への展望−」です。
連絡先 千代田区神田駿河台2-1 御茶ノ水クリスチャンセンター404号

[4]宣教計画
(1)2014 年4 月から2015 年3 月の期間、主日礼拝を中心に宣教。
以下の主日礼拝の宣教が可能です、ご連絡ください。
11 月30 日、12 月7 日、1 月4 日、3 月1 日。
主日礼拝の他、修養会、講演会、聖会、セミナーなどの集中的な宣教の機会についても、ご連絡を。

(2)沖縄訪問・宣教
2015 年2 月、沖縄訪問・宣教を祈り備えています。
2 月1 日那覇聖書研究会主日礼拝宣教担当など予定を進めています。
主日礼拝の宣教その他各種の可能性があります、ご連絡ください。

なおクリスチャントゥデイでは、9 月から12 月まで沖縄在住の方々から連続また単発の論説掲載を頂く予定で、論説から報道としての側面も滲み出てくると期待します。
さらに主が許して下さるなら、2015 年1 月と2 月準備を重ね、3 月には沖縄特集をと展望しています、お祈り頂ければ嬉しいです。

★『ルカの福音書 味読・身読の手引き』1、2月1日発行、700 円
『ルカの福音書 味読・身読の手引き』2、4月10日発行、700 円
『ルカの福音書 味読・身読の手引き』3、6月10日発行、700 円
購入希望の方は、宮村にご連絡ください。
購入や紹介などご協力頂けると、すでに原稿が用意できている、『使徒の働き 味読・身読の手引き』の刊行の資金的助けとなります。

★宮村夫妻支援方法
宮村夫妻の宣教活動を祈り支援下さり感謝です。
経済的支援は、
郵便振替 振替口座番号 00240‐0‐82660
ゆうちょ銀行 普通預金 店番018 口座番号2092174を通してお願いします。

宮村武夫
1939年1月21日 東京深川生まれ、
開成高校時代 キリスト信仰へ導かれる。
宇都宮キリスト集会牧師、クリスチャントゥデイ編集長、名護チャペル協力宣教師。

クリスチャントゥデイ
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