敬愛する新井明先生から、励ましのハガキ

敬愛する新井明先生から、励ましのハガキ

 1978年4月、恩師渡邊公平先生定年退ご退職後から、沖縄移住の1986年3月まで8年間、日本女子大学英文科の、講座『聖書』を担当しました。
 教会の説教とも神学校の授業とも違う状況の中で、聖書を率直に伝える至福の経験でした。加えて英文科の中心教授であられた新井明先生との出会いは、忘れ難い恵みです。
沖縄移住後、無教会の那覇聖書研究会の面々へと広げられ、深められた交わりの絆は、やはり新井先生の存在と切り離せません。関東へ戻っても、ますますです。そうした中で励ましのハガキ、感謝です。

「宮村武夫先生 蒸し暑い日々がつづきます。お元気でしょうか。
クリスチャントゥデイの出版物、ルカと哀歌にかんする3冊を賜わりまして、感謝です。雨宮様の表紙絵、大野様の題字は、先生が福音を語られる『ジャーナル』のかずかずを引き立てる作品です。労作です。
檀上の牧師先生のお姿には、み言葉を語られる権威があります。
今の日本でも、いや今でこそ『神のものは神へ』ですね。

新教出版社の小林望さんから、C・S・ルイスの『キリスト教の精髄』の「紹介」を依頼されました。短文でいい、とのことなので、求めに応じました。
体調不具合の新井が、こんなことを引き受けたのも、近くに『喜びカタツムリ』がいらっしゃるからです。
どうぞ、上からの恵みの中で。お健やかにて、お過ごしください。 2014.7.16. 敬具
新井明 洋子」

 新井先生は、佐藤全弘先生や宮城航一医師と同様、私の著作集賛同人になって下さった
無教会の立場の方です。
 そればかりか、著作6『主よ、汝の十字架をわれ恥ずまじ ドストエフスキーの神学的一考察』の巻頭言,「ひとつ体の中で」を執筆くださいました。長年の私たちの主にある交わりの貴重な記念、私の宝です。