シンポジューム「ジャ−ナリズムの今―直面する危機をどう乗り越えるか」参加

シンポジューム「ジャ−ナリズムの今―直面する危機をどう乗り越えるか」参加
 
 文字通りカタツムリの歩みでした。
昨日午後、雨の中杖を突き、同伴者に助けられながら、『現代ジャ−ナリズム事典』(三省堂)の刊行記念シンポジュームへ。
場所は専修大学神田キャンパス、事典の三人の監修者である大学教授と東京新聞編集局長がスピーカ−として登壇しました。
 二部に分かれ二人の対話の形式での発言は、『現代ジャ−ナリズム事典』の出版目的・意義、特徴、使用の手引きなど興味深いものでした。
特に二部で、編集局長が3・11以来の東京新聞の具体的歩みについて、静かで迫力に満ちた報告。新聞出版の志、取材動機や態度などの内容を、説教者にとっての説教と重ねて、深い共鳴をもって聴き入りました。

 会が終ってからごく限られた時間でしたが、説教者でありクリスチャントゥデイの編集者と自己紹介した後、東京新の購読者としての感謝、聖書の事実・現場の取材者・ジャ−ナリとしての説教者としての自覚、親友の長男・ニューヨーク滞在の東京新聞記者について話し合い、心満たされて、喜びカタツムリの歩みで家路に着きました。
新聞記者も説教者も、同じく、「一寸の虫にも五分の魂」だと心に繰り返ししながら。