ハガイ書の味わい その1 ハガイ書1章

ハガイ書の味わい その1 ハガイ書1章      

ハガイ書1章
(1)ハガイ書の流れ
ハガイ書には、預言者ハガイを通し、神殿再建をめぐり与えられた四つのメッセージを含まれる。
①神殿再建の呼びかけ、1章1-15節。注意1章1節。

②神殿の本来の栄光について、2章1-9節、注意2章2節。

③汚れた民への祝福、2章10-19節。注意10節。

④ゼルバベルへの預言、2章20-23節。注意20節

◆私たちの間でも、仕事が滞っていることについて、ハガイ書をもって再検討。

(2)神殿再建の呼びかけ1章1-15節
 表題 1章1節

 神殿建設遅延に対する批判 1章2-6節
民の判断、言い訳、「主の宮を立てる時はまだ来ない」。
「時」ついての判断、私たちにとり、大切。時についての理解、センス。


「あなたがたの現状をよく考えるよ」、参照7節。
現状の把握、事実判断がいかに大切か聖書は繰り返し強調。

 再建の呼びかけ 1章7、節。
命令、主のことばに従う。
山に登る、木を運ぶ、宮を建てよ。
主なる神のことばに具体的に従う。

 民の貧しさの理由、9-11節。
「あなたがたみな、自分の家のために走り回っていたからだ」
逆説的真理、参照マタイ6章33節。

指導者、民の応答。
12節、「ことばに聞き従った。民は主の前で恐れた」
13節、主なる神の約束。
14節、「心」を繰り返し、強調。
心、知情意の根底、人格の芯とも呼ぶべきところ
聖霊ご自身、心、生活、生涯に働きかけてくださり(内的働き)、
従い、実を結ぶよう導いてくださる。