喜びカタツムリの便り 第2 期52 号 発行者 宮村武夫

喜びカタツムリの便り 第2 期52 号
発行者 宮村武夫

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2018 年8 月1 日

イザヤ書46 章3、4 節
「わたしに聞け、ヤコブの家と、イスラエルの家のすべての残りの者よ。
胎内にいる時からになわれており、
生まれる前から運ばれた者よ。
あなたがたが年をとっても、わたしは同じようにする。
あなたがたがしらがになっても、わたしは背負う 。
わたしはそうしてきたのだ。なお、わたしは運ぼう。
わたしは背負って、救い出そう。」
ゴルゴタに 喜び進む カタツムリ 御国目指して
苦難の道を」(改革派教会の市川康則先生と合作)

マタイ11 章28、30 節
「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさ
い。
わたしがあなたがたを休ませてあげます。
わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくび
きを負って 、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
ゴルゴタを 担いて歩む カタツムリ 御国目指して 倒れつ立ちつ」(市川康則先生と合作)

[1] 序2018 年7月から8月、私なりに一つの節・区分を通過と数カ月前から薄々意識してきました。今実際にその時になり7月から8月移行する中で、大げさに聞こえるでしょうが、
・2018 年7 月までの歩み
・2018 年8 月からの歩み

と、今までの歩みとこれからの歩みに二分して、今この時なりに持つべき心備えを持ちたいのです。

[2] 2018 年7 月までの歩み7月を迎えるまでの数カ月、一つの小さな記録の確認をしていました。
1963年8月12日、横浜港を出港してからサンフランシスコまでの2週間の船旅をはじめ、4年間のニューイングランド留学最初の1カ月の一口日誌を通読したのです。
この集中を通し、私なりの今までの歩みを、時と場所の相違を越えて全体としてそれなりに一貫したものとして展望し得たのです。
4年間のニューイングランド留学は、一言でいえば何だったのか。
それ以前の日本クリスチャン・カレッジでの4 年間の日々とどのような内的関係があったのか。さらにこの二重の学びの機会を求めるにいたった原点、高校生時代聖書が証しするイエス・キリストとの出会い。聖書のみにすがり、キリストに従い生きるこの出会い、その背景である家庭生活と小学校以来の学校生活を通しての摂理的導きの気づき。

1 口日誌への集中は、4 年間の留学期間やそれ以前の20 数年に及ぶ生涯の歩みを展望する機会となっただけではありません。
留学から帰国、埼玉は寄居の教会、続いて東京西多摩青梅の教会、さらに沖縄首里の教会とそれら教会に仕えながら、かかわった神学教育機関で生かされた歩み。これら全体を、時と場所の違いを越えて貫く一貫した導きとは何か。
そして2011 年5 月25 年振りに沖縄から関東へ戻り、それまでも大切な分岐点で何回かそうであったように、他に行くところがなくて、2014 年4 月からクリスチャントゥデイの働きに参与したのです。
クリスチャントゥデイの働きを始めてほどなく私が心にしみじみと覚えたのは、エステル4:14 に見る、モルデカイのエステルへの言葉、「この時のためである」が、今自分にそのまま当てはまるとの実感です。自分なりに与えられたすべての教育と訓練。それぞれの場で与えられたすべての経験は、まさにこの時のためだ。その思いは、月と日の経過とともに強まりました。特に2018年、今年に入ってから振るわれるような事々に直面しますます深く。それは、そうです、欠如の中での恵みです。
一口日誌の集中通読を通して、紆余曲折に見える2018 年7 月まで79 年の歩みを展望し確認できる恵みは、宮村節と呼ばれる表現を用いれば、以下のようです。
「一度にすべてでなく」
「他に行くところなく」
「わたしは進歩しつつ書き
書きつつ進歩する人の一人であることを告白する」
「沖縄で聖書を、聖書で沖縄を読む」
「聖書をメガネに」

[3]2018 年8 月からの歩み2018 年8 月からも、敬愛する矢田、内田・若き同僚と歩みを進め得る、感謝です。私なりに、クリスチャントゥデイの場で読みに読み、書きに書く営みを果たしつつ、聖書をメガネに読者の方々と対話・対決を重ねて行きたいのです。
特に今意識するのは、二つの分野です。
一つは、書評です。どの本を対象とするかが、まず課題です。今のところ、一冊一冊必ず導かれて行くに違いないと素朴に考えています。
著者の関心に、まず私なりに関心を払う。著書の言い分をできるだけ正確に受け止める、事実判断の徹底。
同時に、私の関心である聖書の言い分を、「聖書をメガネに」で実践してきたことを深め広めながら、価値判断を伴う対話を著者と展開して行きたいのです。

もう一つは、ファクトチェック記事をクリスチャントゥデイで掲載するための準備です。
https://www.christiantoday.co.jp/articles/25834/20180721/seisho-wo-megane-ni-115.htm
私の理解では、小規模なクリスチャントゥデイでもファクトチェック記事掲載は可能です。そればかりではなく、主の導きを受けつつ備えていくならば、ファクトチェック記事は、クリスチャントゥデイの得意分野になる可能性があると判断します。
事実を大切にする社会へ向けて「一寸の虫にも五分の魂」的営みを実践したいものです。
2018 年8 月からの歩み。そうです、来年1 月21 日には80 歳になります。華の70 代から結実の80 代へと元気そうに言っても、制約がますます増えるのは確かです。しかしそれでもなお恵みから恵みなのも確かです。死に至るまで、いや死を越えてです。
二人の先達の二冊の本を手元に置いています、手引きにします。
内村鑑三英文著作全集第四巻 THE JAPAN CHRISTIAN INTELLIGENCER 教文館
★高橋三郎著作集 最終巻 教文館

[4]祈りと協力のお願い(1)主日礼拝を中心に、2018 年8 月−10 月。主日礼拝宣教、講演会担当など可能性や希望があればご連絡ください、うれしいです。
8 月 ㏤ 宇都宮キリスト集会 夏季子ども礼拝 転入式、洗礼式
  12 日 ちいろば聖書集会主日礼拝担当
  19 日 グレース宣教会東京チャペル主日礼拝
  26 日 グレース宣教会東京チャペル主日礼拝、聖餐式担当
9 月 2 日 グレース宣教会東京チャペル主日礼拝
  9 日 ちいろば聖書集会主日礼拝宣教担当 前期聖書塾⓸
  16 日,17 日宇都宮キリスト集会・ちいろば聖書集会合同聖会
       日光オリーブの里
  23 日 千葉酒々井三上宅主日礼拝宣教担当
  30 日 グレース宣教会東京チャペル主日礼拝担当
10 月 7 日 グレース宣教会東京チャペル主日礼拝
   12 日 ちいろば聖書集会主日礼拝担当
   19 日 グレース宣教会東京チャペル主日礼拝
   28 日 宇都宮キリスト集会 召天者記念礼拝 秋の総会

(2)著作・執筆活動を中心に
 著作集在庫分の販売や的確な贈呈を通し積極的な活用を目指す。
 4巻『福音の力と事実』が加わりました、既刊7冊(7巻品切)の購入希望の方は、宮村へ連絡ください。
支援のためには、198-0042 青梅市東青梅6−11−8鮫島茂宅 宮村武夫著作刊行会
0150−2−290448をご利用ください。

(3)宮村夫妻支援方法
 宮村夫妻の宣教活動を祈り支援くださり深い励ましです、感謝します。
経済的支援は、郵便振替 振替口座番号 00240‐0‐82660
ゆうちょ銀行 普通預金 店番018 口座番号2092174 をご利用ください。

(4)クリスチャントゥデイについて
事務所 〒101-0032 東京都千代田区岩本町2-13-6 ミツボシ第3 ビル4 階
03−5829−4627、来訪歓迎。宮村は、原則水曜と金曜事務所に出かけます。
宮村携帯電話 090-3323-2206

(5)宮村武夫自己紹介
1939年1月21日東京深川生まれ、開成高校時代キリスト信仰へ導かれる。埼玉寄居、東京青
梅、沖縄首里の教会牧会。その間、3神学教育機関と1大学で教育に従事。現在、宇都宮キリスト集会・ちいろば聖書集会牧師、クリスチャントゥデイ論説主幹兼編集長、名護チャペル協力宣教師。宮村武夫牧師5分間メッセージを、ブログ、FacebookYoutubeで発信。