喜びカタツムリの便り 第2期51号 発行者  宮村武夫 郵便番号133-0051 東京都江戸川区北小岩2−8−8−402 メ−ル・アドレス:take.miyamura@gmail.com 携帯番号:090 -3323 -2206 電話・ファックス 03 -5876-8660 http://d.hatena.ne.jp/kimiyom/ 振替口座番号 00240‐0‐82660    2018年6月28日

喜びカタツムリの便り 第2期51号
発行者  宮村武夫
郵便番号133-0051
東京都江戸川区北小岩2−8−8−402
メ−ル・アドレス:take.miyamura@gmail.com
携帯番号:090 -3323 -2206
電話・ファックス 03 -5876-8660
http://d.hatena.ne.jp/kimiyom/
振替口座番号 00240‐0‐82660
   2018年6月28日

イザヤ書46 章3、4 節
「わたしに聞け、ヤコブの家と、イスラエルの家のすべての残りの者よ。
胎内にいる時からになわれており、
生まれる前から運ばれた者よ。
あなたがたが年をとっても、わたしは同じようにする。
あなたがたがしらがになっても、わたしは背負う 。
わたしはそうしてきたのだ。なお、わたしは運ぼう。
わたしは背負って、救い出そう。」
ゴルゴタに 喜び進む カタツムリ 御国目指して 苦難の道を」(改革派教会の市川康則先生と合作)

マタイ11章28、30 節
「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。
わたしがあなたがたを休ませてあげます。
わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って 、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
ゴルゴタを 担いて歩む カタツムリ 御国目指して 倒れつ立ちつ」(市川康則先生と合作)

[1] 序
 クリスチャントゥデイ矢田、内田と宮村3人が、編集会議を中心に6月の歩みを重ねてきました。一つの大切な節目を通過しつつあると自覚を深めています。
2018年の前半から後半への移行を厳粛な思いと喜びに満たされて踏みしめ、心を定めて後半の日々に備えるのです。
 身丈にあった営みの中でも、クリスチャントゥデイの記事・コラムをご自身で直接読み判断し、確信と決断を持って新しく寄稿してくださる方々が、6月も加えられ感謝です。

[2] 2018年6月の恵み、その応答
何と言っても、宮村武夫著作4『福音の力と事実 テサロニケへの手紙第一・第二、ガラテヤ人への手紙、ペテロの手紙第一』の刊行です。
2015年5月に、宮村武夫著作8『ヨハネに見る手紙牧会 その深さ、広さ、豊かさ』刊行以来、すでに3年以上の日々が経過してしまいました。今回、永田竹司編集長の指導の下、著作集7冊目がようやく刊行されました。率直に言ってうれしいです。
 この恵みへの応答を心しています。本著作が活用されるようにと素朴な祈り、そのため恵みの手段を用いることは勿論です。
しかし今回の宮村武夫著作4『福音の力と事実 テサロニケへの手紙第一・第二、ガラテヤ人への手紙、ペテロの手紙第一』だけでなく、今まで刊行された巻で在庫となっているものの販売、活用の思いも強めています。
そうです。インターネットの働きを継続すればするほど、従来の紙の本の重要性に対する確信が深まります。宮村武夫著作集に加え、『ルカの福音書味読・身読の手引き』①、②、③の在庫の活用も課題です。その上、このスタイルでの『使徒の働き味読・身読の手引き』刊行も、まだ諦めきってはいないのです。

[3]インターネットならではの対話の実践、継続
https://www.facebook.com/takeo.miyamura.1?ref=bookmarks
聖書をメガネに 『東大教授が挑む AIに「善悪の判断」を教える方法』への応答・その1 宮村武夫

鄭雄一著『東大教授が挑む AIに「善悪の判断」を教える方法』(扶桑社、2018年5月)
インターネットのマイナス面にうんざりすること、確かにあります。しかし同時に、インターネットならではの経験も少なくありません。それも、深く思いを越えた経験です。
今回も高校の後輩が、インターネット上に私が書いたものに「いいね」の応答をしてくださったことを契機に、彼の著作をめぐる対話が展開。まさに好例の一つです。
私たちの共通点は、無知・限界の自覚とその中での探求心と私は理解しています。
さらに私の立場を積極的に言えば、もちろん、何でも知っているわけではない。しかし、何にも知らないわけでもない。聖書・神の啓示の言葉を通して物事を認識する恵みを与えられています。この立場から、『東大教授が挑む AIに「善悪の判断」を教える方法』で簡潔明快に語り掛ける鄭雄一先生に応答したいのです。
鄭先生は東大工学部・医学部教授を兼務しており、その学際的な営みの利点が本書にも生かされているのを確認します。この確認ができるのは、聖書をメガネに万物を認識する神学を専攻する者として、専門分野の枠を越えて探求を続ける小さな営みを続けてきたためと理解します。
ロボットに「善悪の判断」をつけさせる営みを実現するため、古今東西の倫理・道徳を実に広い視野で検討し、「人間の善悪」の基準を導き出す経過を鄭先生は提示しています。この見事な全体像の提示のカギとして、著者が「物事の全体の構造を捉えるのに役に立つ、『理系の視点』」として、「粗視化(そしか)」を取り入れている事実は注意を引きます。そうです、粗視化とは、物事を分類するために対象と自らの距離を大きく置いて、より大きな特徴をつかむ「物理・化学」での方法です(本書27、28ページ)。
上記の倫理の課題を追及する中で、「理系の視点」の方法論的活用は、私自身も経験してきたことです。聖書解釈学を神学校で長く教え続ける中で、一冊の新書版を紹介し続けてきました。木下是雄著『理科系の作文技術』(中公新書624)です。
木下先生の小さな書に明示されている、事実と意見の明確な区別と関係の主張は、聖書を解釈する営みにおいても、さらにそこから聖書のメッセージを宣教する説教においても、実に有効な自覚と実践を教えてくれました。鄭先生の本書を読みながら、「聖書をメガネに」・神学の視点が、他の分野になにがしかの利点を与え得るよう願うのです。
2018年7月から半年・70代の最後の日々、敬愛する矢田、内田・若き同僚と前進、感謝。そうです。私なりに、死に至るまで読みに読み、書きに書く営みを通し、聖書をメガネに対話を重ねて行きたいのです。

[4]祈りと協力のお願い
(1)主日礼拝を中心に。2018年7月、8月
主日礼拝宣教、講演会担当など可能性や希望があればご連絡ください、うれしいです。
主日礼拝・他 
7月 1日 宇都宮キリスト集会in小岩
   8日 ちいろば聖書集会主日礼拝宣教担当 前期聖書塾⓷
  15日 グレイス宣教会東京チャペル主日礼拝担当 
  22日 小岩栄光キリスト教主日礼拝出席
  29日 グレイス宣教会東京チャペル主日礼拝担当

8月 ㏤  宇都宮キリスト集会 夏季子ども礼拝 午後聖書神学教室
  12日 ちいろば聖書集会主日礼拝担当
  19日 グレイス宣教会東京チャペル主日礼拝担当
  26日 グレイス宣教会東京チャペル主日礼拝担当

(2)著作・執筆活動を中心に
著作集在庫分の販売や的確な贈呈を通し積極的な活用を目指す。

 4巻『福音の力と事実』が加わりました、既刊7冊(7巻品切)の購入希望の方は、宮村へ連絡ください。支援のためには、198-0042 青梅市東青梅6−11−8鮫島茂宅 宮村武夫著作刊行会 0150−2−290448をご利用ください。

(3)宮村夫妻支援方法
宮村夫妻の宣教活動を祈り支援くださり深い励ましです、感謝します。
経済的支援は、郵便振替 振替口座番号 00240‐0‐82660 
ゆうちょ銀行 普通預金 店番018 口座番号2092174をご利用ください。

(4)クリスチャントゥデイについて
事務所 〒101-0032東京都千代田区岩本町2-13-6ミツボシ第3ビル4階
03−5829−4627、来訪歓迎。宮村は、原則水曜と金曜事務所に出かけます。
宮村携帯電話 o9o-3323-2206

(5)宮村武夫自己紹介
1939年1月21日 東京深川生まれ、開成高校時代 キリスト信仰へ導かれる。埼玉寄居、東京青梅、沖縄首里の教会牧会。その間、3神学教育機関と1大学で教育に従事。
現在、宇都宮キリスト集会・ちいろば聖書集会牧師、クリスチャントゥデイ論説主幹兼編集長、名護チャペル協力宣教師。宮村武夫牧師5分間メッセージを、毎日ブログ、FacebookYoutubeで発信。