喜びカタツムリの便り26 号

喜びカタツムリの便り26 号

発行者 日本センド派遣会総主事 宮村武夫
〒272 -0034 千葉県市川市市川3 -37 -11A
メ−ル・アドレス:miyamura@send.jp
携帯番号:090 -3323 -2206
電話・ファックス 047 -374 -3225
ブログ・アドレス:
http://d.hatena.ne.jp/kimiyom/
振替口座番号 00240‐0‐82660
加入者名 宮村武夫
NO.00262013年10月31日(木)

ゴルゴダ
担われ進む カタツムリ
イザヤ書46 章3、4 節
「わたしに聞け、ヤコブの家と、イスラエルの家のすべての残りの者よ。
胎内にいる時からになわれて おり、
生まれる前から運ばれた者よ。
あなたがたが年をとっても、わたしは同じようにする。
あなたがたがしらがになっても、わたしは背負う 。
わたしはそうしてきたのだ。なお、わたしは運ぼう。
わたしは背負って、救い出そう。」

ゴルゴダ
担いて歩む カタツムリ
マタイ11 章28、30 節
「すべて、疲れた人、重荷を負っている人 は、わたしのところに来なさい。
わたしがあなたがたを休ませてあげます。
わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って 、
わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
わたしのくびきは負いやすく、
わたしの荷は軽いからです。」

[Ⅰ]序
10月から11月へ、その歩みの中で新しいパソコン購入。次男・新(しん)の援助と協力により実現したのです。

根っから不器用な私は、1986 年月沖縄移住に伴い、当時のワ−プロを使い始めたのですが使いこなすのに苦労しました。購入時世話になった宮良さんには、彼が独立お店を開いてからも、ワ−プロに加えコピ−機など一切について助けて頂き、今も沖縄訪問の度に彼と会うのが楽しみ。
宮良さんの心のこもった支援で活用できるようになったワ−プロ。ところがワ−プロからパソコンへの乗り移りが、またなかなかでした。
当時琉球大学で聖書研究会を開いていた研究室で働く長田技官が、本気で家庭教師のように熱心に導いてくださったのに、ワ−プロ離れに思いの外時間が掛かってしまったのです。

今回も、忙しい中時間を割いて機種の選定からデ−タ−の移動まで、新は一切をしてくれました。
軽量な機種なので、旅行の際などの携帯に便利なので楽しみです。
ところが今までのパソコンから離れるのに手間が掛かっています。現に今も、この「喜びカタツムリの便り」26 号を以前のパソコンで打っています。また周囲の方々に手引きして頂きながら、少し時間がかかっても乗り換え完了を目指したいのです。

[2]10 月の回顧、特に二つのこと

10月も毎週、毎週、恵みから恵みへの歩みでした。その中から、特に二つの報告。
(1)宮村武夫著作6『主よ、汝の十字架をわれ恥ずまじ ドストエフスキーの神学的一考察』刊行感謝。
宮村武夫著作、困難を経てですが、今回5冊目・6『主よ、汝の十字架をわれ恥ずまじ ドストエフスキーの神学的一考察』が刊行されました。
刊行後日が浅いのに、祈り支えてくださっている方々から、様々な応答があり励まされています。
中でも、巻頭言をお書きくださり、刊行が遅れご迷惑をかけてしまっていた、敬愛する新井明先生から、以下のようなお葉書を早々に受け取り、心満たされました。

「宮村武夫先生
先だってまで暑かったのに、急に寒くなりました。
お元気でしょうか。「著作6」がでました!おめでとう存じます。表紙に載るお姿にたいして「おめでとう!」と、声をかける気持ちになりました。
拙文を再読しました。真面目に(?)書いてあります。結び近くで、宮村先生と新井が似た過去をもっていることにふれています。私は実は昨年5月に脳梗塞で倒れました。幸いに軽かったのですが、体の重い重い日々を送っています。病気まで一緒とは!
これからは、先生に似せて「喜びカタツムリの歩み」で行かなければなりません。
昨日20日聖日は小諸集会まで行ってカ−ライルを語ってきました。カタツムリ二つ、御力に頼りつつ、歩いて行きましょう!
御奥様ともども、お健やかにて!
頌主 2013 10 21 新井明」

(2)ペテロ・ネメシェギ神父来日記念講演会(四谷、イグナチオ教会ヨセフホール)出席。
10月の恵みとして特記したいのは、10月25日(金)と30日(水)の2回、90歳になられたペテロ・ネメシェギ神父来日記念講演会出席できたことです。
インターネットを通じて、ネメシェギ神父のハンガリ−から来日が伝えられた時には、驚き喜びました。
24日(木)には、ネメシェギ先生と電話でしたがお話できました。
文通は断続的に続けていました。しかしお話できたのは、1971年3月の卒業以来、42年振りでした。
私どもの沖縄滞在、また本土に戻った意味を先生が心に留めていてくださり、深く慰められました。

①第1回 「福音書に見るイエスのあわれみ」
90歳の年齢も、数日前ハンガリ−から日本に着いた旅の疲れも全く感じさせない1時間半の講演でした。
普段日本語を使わない環境で生活なさっているにもかかわらず、ご講演の日本語は、正確さと美しさで、以前と変わらず独特のもの。
内容は、主イエスについて、「あわれみ」、「あわれむ」・単語の用例を一つ一つ聖書記事の場面に意を注ぎながらで的確に検討、それぞれの意味を汲み取り、講演全体として主イエスの姿を豊かに提示さなさったのです。
このようにコンコ−ダンス(聖書語句辞典)を活用して、地味に聖書に聴従する方法は、開成の先輩・沢崎堅造先生が、中国大陸の宣教の場で実践なさった方法であり、私自身が継承したいと努め、また教える機会のあった神学教育機関で学生方に伝達して来た方法です。
 ネメシェギ先生のテ−プを沖縄で聴き続けてきた君代を紹介でき嬉しかったです。
 当日、水草ご夫妻は、神学の里・信州からはるばる出かけて来られました。会場に1時間以上早く着かれた後、水草ご夫妻は、主催者の方々の依頼で、ネメシェギ先生の車椅子のお世話をすることになり、そのため講演会後、私たち二組の夫婦は、ネメシェギ先生を囲む主催者の方々の夕食の交わりに加わることになりました。夢のような恵みの一日でした。

②第2回 「イエズス会とロ−マ教皇たち、パウロⅢ世からフランシスコまで」
  前回の講演会よりさらに多数の出席者。その半数以上が男性であった点、女性が大半であった第1回に比較して目立ちました。
イエズス会とロ−マ教皇たちの緊張関係を、その出発点から現在に至る経過を、率直に語る、終始独特のユ−モアの精神に溢れた、凄い講演でした。
ネメシェギ先生が、できるだけ正直に事実を事実として見て行きますと語り始めた時、君代と私は顔を見合わせてしまいました。
 あることをないかのごとくではなく、
 ないことをあるかのごとくではなく、事実を事実とする戦い。
これこそ、しばしば君代と語ってきた、私なりの一貫した課題だったからです。

[3]11 月の展望、特に二つのこと
 主日礼拝での宣教に加えて、週日における集中的な宣教の機会を与えられつつあり感謝しております。11月にも、以下のように2回の機会が備えられています。
(1)11月7日(木)関西福音自由教会連合婦人会秋の修養会宣教担当
午前と午後の宣教の機会があります。
午前の集会、マルコ1章16−20節、
『ミッション−人間をとる漁師として生きる−』
午後の集会、ルツ4:16−22、エステル4:14
『ルツの神・エステルの神が、私たちの神』
午後の集会では、婦人会の修養会である事実に焦点を合わせた宣教を備えています。

(2)11 月15 日(金)、16 日(土)日光オリ−ブの里 103 回聖会宣教担当
第1 回「徹底した聖霊信仰」
第2 回「徹底した聖書信仰」
ヨハネ14−16 章に意を注ぎながら、徹底した聖霊信仰と徹底した聖書信仰のそれぞれについてと共に、両者の関係を特に思い巡らします。
 日光オリ−ブの里は、私にとり特別な場所になりつつあります。
宇都宮キリスト集会の関係で、栃木にあって聖書を読み、聖書で栃木を読む課題のための大切な基点です。

★祈りの課題
① 宮村武夫著作6『主よ、汝の十字架をわれ恥ずまじ ドストエフスキーの神学的一考察』刊行感謝、残り3巻のため、次回予定、著作8『ヨハネの手紙、他』のため。
② ブログ・「喜びカタツムリの歩み」http://d.hatena.ne.jp/kimiyom/またFacebookの活用のため。
③ブログとフェイスブックに続いて動画、主の御手の中で用いられるように。
④テオピロ神学リンク(聖書をメガネに自らの使命を読む営みを進めている兄姉との1対1 の個人的対話を通しての交わりと学び)のため。

[4]2013年4月よりの喜びカタツムリの宣教計画と日本センド派遣会
(1)2013 年11 月から2014 年3 月までの宣教活動の流れ・柱。
①11月
11 月2(土)、3 日(日) 無教会全国集会(市川、サンシティ)参加
11月7日(木)関西福音自由教会連合婦人会秋の修養会宣教担当
午前の集会、マルコ1章16−20節、
『ミッション−人間をとる漁師として生きる−』
午後の集会、ルツ4:16−22、エステル4:14
『ルツの神・エステルの神が、私たちの神』
11 月10 日(日) センド国際宣教団 東所沢めぐみ教会主日礼拝宣教担当
11 月11 日(月)日本センド派遣会理事会 東所沢 センドセンタ−
11 月15 日(金)、16 日(土)日光オリ−ブの里 聖会宣教担当
第1 回「徹底した聖霊信仰」
第2 回「徹底した聖書信仰」
11 月17日(日)宇都宮キリスト集会主日礼拝宣教担当
11月18日(月)福音主義神学会東部部会秋の研修会
11 月23日(土) 午後2 時 第27回市川うちな−んちゅの部屋祈祷会
11 月24 日 (日) 聖望キリスト教主日礼拝宣教担当、午後聖書味読・身読会
11月25日(月)世界宣教祈祷会・フィリオ会、拙宅・市川うちなーんちゅの部屋
②12月
12 月1 日(日) グレ−ス宣教会 東京チャペル宣教担当
12 月8 日(日) センド国際宣教団 東所沢めぐみ教会主日礼拝宣教担当
12 月15日(日) 日本基キリスト教団 練馬2丁目伝道所主日礼拝宣教担
12 月21日(土)午後2時 第28回午後2 時 第28回市川うちな−んちゅの部屋祈祷会
12 月22日(日) 聖望キリスト教主日礼拝宣教担当、午後聖書味読・身読会宣教担当
12 月29日(日) グレ−ス宣教会 東京チャペル宣教担当
③1月
1月5日(日)センド国際宣教団 東所沢めぐみ教会主日礼拝宣教担当
1月12日(日)グレ−ス宣教会 東京チャペル宣教担当
1月13 日(月)日本同盟教団千葉地区5教会成人式集会宣教担当
1 月16 日(木)東京基督教学園卒業生交流委員会、拙宅・市川うちなーんちゅの部屋
1月19 日(日)宇都宮キリスト集会主日礼拝宣教担当
1月20日(月)ペン剣祈祷会、谷中吉枝宅
1 月25日(土)午後2 時 第29回市川うちな−んちゅの部屋祈祷会
1 月26 日(日)聖望キリスト教主日礼拝宣教担当、午後聖書味読・身読会
④2月
1月28日(火)−2月20日(木)沖縄訪問・宣教
2 月2日(日)交渉中
2 月9 日(日)那覇聖書研究会(無教会)宣教
2 月16日(日)名護チャペル主日礼拝宣教担当
2 月22日(土)午後2 時 第30回市川うちな−んちゅの部屋祈祷会
2 月23 日(日)聖望キリスト教主日礼拝宣教担当、午後聖書味読・身読会宣教担当
⑤3 月
3 月2 日(日)日本基キリスト教団 練馬2丁目伝道所主日礼拝宣教担
3 月9日(日)センド国際宣教団 東所沢めぐみ教会主日礼拝宣教担当
3 月16日(日)グレ−ス宣教会 東京チャペル宣教担当
3 月22 日(土)午後2 時 第31回市川うちな−んちゅの部屋祈祷会
3 月23 日(日)聖望キリスト教主日礼拝宣教担当、午後聖書味読・身読会宣教担当
3 月30 日(日) 主日礼拝宣教担当交渉中
午後 日本センド派遣会 閉会感謝会

(2)日本センド派遣会の働き
2014 年3 月末日 現日本センド派遣会を閉じる準備。
11 月17 日(月) 日本センド派遣会理事会 東所沢センドセンター
3 月30 日(日) 日本センド派遣会 閉会感謝会

☆日本センド派遣会事務局
〒198- 0042 東京都青梅市東青梅6-11-4
日本福音キリスト教会連合 青梅キリスト教会内
電話 0428- 22 - 1339 FAX 0428 - 22 - 1409
☆会計担当:鮫島茂
(連絡先080 - 3752 - 0020)
郵便振替 00100 -0- 156341
日本センド派遣会

☆SEND International
PO Box513 Farmington,MI 48332 U.S.A.
personnel@send.org
センド国際宣教団の働きについては、http//:www.send.org をご覧ください。

宮村武夫
1939年東京深川生まれ、
高校生時代 キリスト信仰へ導かれる
現在 日本センド派遣会総主事、
聖望キリスト教会宣教牧師、宇都宮キリスト集会牧師、名護チャペル協力宣教師