沖縄、琉球神学

「ルツの神」読書感想・エステル記味読の手引き

「ルツの神」読書感想・エステル記味読の手引き 2010年7月22日(木)午後8時−9時 「沖縄で聖書、聖書で沖縄」の集い ★思いがけない経過で、首里福音教会ばかりでなく、日本キリスト福音連合 からも去らなければならない中、私たちが住んでいたアパートで、石…

詩篇119篇の味わい その5 詩篇119篇65-79節

詩篇119篇の味わい その5 詩篇119篇65-79節 詩篇119篇65-72節 詩人が経験した苦難(69、70節に見る「高ぶる者」からの迫害)は、神のおきてを学ぶ機会となる。試練の教育的意義、参照ヘブル12章10節。65、66節 「みことばのとおりに」(65節)、主なる神は、自由な恩愛を…

開成と伊江島主僕キャンプ  再掲載  宮村武夫

開成と伊江島主僕キャンプ 再掲載 宮村武夫 1.沖縄に移って 1986年4月1日、東京の青梅キリスト教会から首里福音教会へ家族と共に移り、今日まで沖縄で生活を続けています。 1957年(昭和32年)開成卒、しかも同じ二組だった柳生雅英君は、私よ…

詩篇19篇の味わい その5

詩篇19篇の味わい その5 19篇12節 「数々のあやまちを 誰が認めることができよう 隠れている罪から 私をきよめてください」 1行目 「数々のあやまち」→新共同訳「知らずに犯した過ち」、 フランシスコ会訳「自分のあやまち」 2行目 「隠れている罪から」→フランシスコ…

詩篇19篇の味わい その4

詩篇19篇の味わい その4 19篇9節 「恐れ・ 主への きよく 変わらない とこしえまで (主への恐れ) さばき・主の まことであり 正しい ことごとく」 1行目 「とこしえまで変わらない」→新共同訳「いつまでも続き」 2行目 「主のさばき」→フランシスコ会訳「ヤーヴェの示…

詩篇19篇の味わい その3

詩篇19篇の味わい その3 19篇7節 「みおしえ 主の 完全で 生きかえらせ たましいを あかし 主の 確かで 賢くする わきまえのない者を」 1行目 「主のみおしえ」→新共同訳「主の律法」 3行目 「確かで」→新共同訳「真実で」 4行目 「わきまえのない者」と否定的な意味に…

詩篇19篇の味わい その2

詩篇19篇の味わい その2 19篇4節 「で・全土地 響き渡り それらの呼び声 まで・果て・世界の それらのことば ために・太陽 神は設けられた 幕屋 そこに 新共同訳の訳は、いかのようにすっきりしたもの。 「その響きは 全地に その言葉は世界の果てに向かう そこに、…

詩篇19篇の味わい その1

詩篇19篇の味わい その1 1節-6節 天における主なる神の栄光。特に、太陽の運行に見えれる神の 栄光について(4-6節)。 ↑ ↓ 太陽そのものを礼拝する、エジプトで、そして世界の各地で、 沖縄の場合は 7節-14節 神の教え・トーラー・律法における神の栄光を讃える。 律…

『小さく、大きな詩篇』

『小さく、大きな詩篇』 那 覇 朝 祷 会 2003年12月7日 那 覇 中 央 教会[1]序 (1) 6月23日、 コリント15章10節を、『二重の神の恵み』との題で味わう機会を与えられたときに続き、今回このように再び御言葉をご一緒に味わい、祈りを会わ…

恩師ロージャー・ニコール先生への手紙

恩師ロージャー・ニコール先生への手紙2008/04/12 Dear Papa Nicole Greeting from Okinawa. Thank you for your mail. It is so good to know that our faithful Farther is supporting you every day.. Kimiyo and I are praying for you day by day. 10co…

Miyamura in English  Encouragement of a 100-Year-Old

Miyamura in English Encouragement of a 100-Year-Old[ ]Introduction I am so thankful that we can worship the Lord together this morning. I would like to say thank you, that you gave me the oppotunity to study the Bible with you. When I hear…

ネット社会で問われる「信頼」の大切さ 「情報と福音」テーマに集会 再録

ネット社会で問われる「信頼」の大切さ 「情報と福音」テーマに集会 再録★「沖縄に重元清あり!」、私にとって、まさにその通りです。 今回も、重元先生の企画力と実践力で、「情報と福音」をテーマ、「ネット社会と私の福音伝道」を副題ににした集会が2月…

アンヨをもって、テテもって 再録

アンヨをもって、テテもって 再録[1]序 (1)入院 2009年12月18日(金)、脳梗塞のため那覇市立病院に入院、明けて1月13日(水)、リハビリに集中するため大浜第一病院へ移ってからの日々、多くの方々の祈りと好意に支えられ、4月4日のイ−スタ−を前に、4…

「玉城デニー新知事誕生 国が潰せなかったウチナーのチムグクル」

月桃通信No7 2018年10月6日 石原つや子「玉城デニー新知事誕生 国が潰せなかったウチナーのチムグクル」★私たちの長男忍望(にんぼう)が、1982年三重県の全寮制農愛高校高校へ入学することにより、石原ご夫妻と出会いました。 忍望のクラス担任尾形先生…

―伊江島中高生キャンプで台風の神学への一歩− 再録

―伊江島中高生キャンプで台風の神学への一歩− 再録現在、クリスチャントゥデイを通して、「聖書をメガネに」の営みを喜びに満たされ続けることが出来、感謝しています。 「聖書をメガネに」の自覚的思索を、「台風の神学」として沖縄でなしていた事実を大切…

溝田先生への応答ー沖縄時代の課題も今の課題もー

溝田先生への応答ー沖縄時代の課題も今の課題もー良いウチナンーチュもいれば、悪いウチナンーチュもいる。 悪いやまとんちゅうもいれば、良いやまとんちゅうもいる。 この相互了解。そうです、 悪い福音派も多いが、良い福音派もいることはいる。では、良い…

沖縄の心の友の一人・東風平 巌バプテスト教会牧師の発信

沖縄の心の友の一人・東風平 巌バプテスト教会牧師の発信 https://news.yahoo.co.jp/byline/furuyatsunehira/20181001-00098867/ 玉城デニーさん、当選心よりおめでとうございます! これだけ爽快な気持ちになったのは大型台風が去り、ようやく停電から復旧…

沖縄での聖書教育を考えるシンポジウム 沖縄キリスト教学院大で9月30日

沖縄での聖書教育を考えるシンポジウム 沖縄キリスト教学院大で9月30日https://www.christiantoday.co.jp/articles/26073/20180929/okinawa.htm 沖縄の教会における聖書教育を考えるシンポジウム「沖縄での聖書教育―これまで・これから―」が9月30日午…

畏友故教会音楽家・天田繋先生の思い出 その3

畏友故教会音楽家・天田繋先生の思い出 その3 教会音楽奉仕(者)の神学★2011年5月、25年ぶりに関東へ戻って以来、爆笑仲間として私たち夫婦にとって掛け替えのない存在となった、下川羊和先生。 その羊和先生が、天田先生と私の最初の直接な協力の…

畏友故教会音楽家・天田繋先生の思い出 その2

畏友故教会音楽家・天田繋先生の思い出 その2 天田先生との長年の親しい交わりの記念碑は、なんと言っても、天田繋作曲、日本二十六聖人『長崎殉教オラトリオ』をめぐるものです。 1997年4月29日、『長崎殉教オラトリオ』が、1597年の長崎での出来事を記念…

北海道と沖縄、岩村義雄先生においても

北海道と沖縄、岩村義雄先生においても https://www.christiantoday.co.jp/articles/26062/20180926/1nd-earthquake-volunteer-report-2-yoshio-iwamura.htm ★沖縄時代、北海道と沖縄の間にある近い関係をお知られ続けていました。 岩村先生が沖縄と北海道に…

月桃通信No6 2018年9月23日                                     石原つや子

月桃通信No6 2018年9月23日 石原つや子 沖縄県知事選の危機、地方自治、民主主義の危機、時代の波に飲み込まれていく沖縄の危機、日本という国の危機…あの地獄の戦争体験から73年の時が経ち、若い世代は生れた時から基地があり、軍用機の爆音にも慣らされて…

『自分の日を正しく数えることを教えてください』 詩篇90篇10ー12節,

『自分の日を正しく数えることを教えてください』 詩篇90篇10ー12節,[1]序 (1)この主題で聖書に共に心を注ぐことの許されている恵み.その背後にある,まさに文字通りの主なる神の御手の中での導きをおぼえます。(2)12節の「それゆえ」を注意.人生…

組織神学の学びを始めるにあたって ーどのように学びを続けていけのだろうかー

組織神学の学びを始めるにあたって ーどのように学びを続けていけのだろうかー★1986年からの沖縄での25年間の恵みの一つは、沖縄聖書神学校で神学教育に従事できたことです。 前半は、それまでの経験と重なり新約学と聖書解釈でした。しかし後半は、組織…

月桃通信No6 2018年9月23日                                     石原つや子

月桃通信No6 2018年9月23日 石原つや子 沖縄県知事選の危機、地方自治、民主主義の危機、時代の波に飲み込まれていく沖縄の危機、日本という国の危機…あの地獄の戦争体験から73年の時が経ち、若い世代は生れた時から基地があり、軍用機の爆音にも慣らされて…

沖縄の女性物理学研究・教育者とメール交換

沖縄の女性物理学研究・教育者とメール交換★沖縄の女性物理学研究・教育者→宮村 「宮村先生 頌主 喜びカタツムリのお便り,ありがとうございます。樋野教授の市民講座に参加してきました。 確かに,宮村先生に通じるものを感じました。いつまでも,お話を聞…

沖縄安慶名バプテスト教会の平良善郎先生から電話−2019年2月10日沖縄安慶名バプテスト教会主日礼拝宣教依頼ー 

沖縄安慶名バプテスト教会の平良善郎先生から電話−2019年2月10日沖縄安慶名バプテスト教会主日礼拝宣教依頼ー 先週の恵みの一つは、沖縄安慶名バプテスト教会の平良善郎先生から電話を受け取り、2019年2月10日沖縄安慶名バプテスト教会主日礼…

1年前の恵み、再び噛みしめ

1年前の恵み、再び噛みしめ☆昨年の今日の記録 宮村 武夫 2017年9月10日 · 沖縄市山川全(たもつ)君・小学3年の洗礼の報告、その背景★ちいロバ聖書集会の主日礼拝から戻ってくると、沖縄の山川元子姉からのメールが届いており、感謝。 「こんばんは ご無沙…

残された生涯のテ−マ

残された生涯のテ−マ★沖縄時代、私の主治医中嶋兄の診察室は、治療の場であると同時に、しばしば気付きの場でもありました。 2009年9月にもそんな機会があり、以下のようなメモを取っていました。 同年の11月に著作集1巻が発行され、12月に脳梗塞を発症3カ月…

「良寛寺なし坊坊主」、そして

「良寛寺なし坊坊主」、そして https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1268361086637268&set=a.508715392601845&type=3&theater 1990年沖縄で出会い始まった、無教会の佐藤全弘との主にある交わりは、基本文通を通してです。 そうした中で忘れること…